木古内町の観光は北海道新幹線で。道の駅や特産品の案内を!
寒さの中にも春の気配を感じる時期。
どこへに旅行に出かけたいと計画を立て始める方も多いのではないでしょうか?
いまや国内の交通網として代表的な存在の新幹線。
北海道にはまだ通っていなかったですね!
でも今年3月26日、北海道新幹線の開通で本州と北海道がつながります。
今日は「いま北海道で一番東京に近い町」木古内町のお話をしたいと思います。
木古内町の観光を案内します。
木古内町は北海道の南西部にある海沿いの町です。
夜景で有名な函館市から北斗市を経て国道228号線で39キロほど走ったところにあります。
海に面した町木古内。海の幸が豊富なのは言うまでもありません。
グルメにはうれしいことに『はこだて和牛』の生産地としても有名です。
新鮮なお魚とジューシーなお肉をいっぺんに味わえるなんてたまりません!
また、木古内町は北海道のなかでも歴史のある町として有名です。
江戸時代の仏師円空が残した仏像が収められた神社のほか、サラキ岬に眠る咸臨丸、薬師山・前浜付近は戊辰戦争の激戦地として日本の幕末・明治の歴史遺産でもあります。
また佐女川神社の寒中みぞぎは毎年1月の厳寒期に行われ、地元の伝統行事としてだけではなく、観光イベントとしても有名です。ふんどし姿の若者がみそぎをする風景。
見ているだけでも凍えてしまいそうですが、きりりと心も引き締まる、忘れられない一瞬に出会えます。
春には、数万株の色鮮やかなチューリップが咲き誇ります。
チューリップは、「サラキ岬のチューリップ公園」へ!
そして、薬師山の芝桜!
あっ!木古内町の観光案内が動画で見ることができます。
JR旧江差線の名残を探しての町内の散策もおすすめです。
お寺の敷地内に線路が走っていた禅燈寺には、山門の仁王像を見るために訪れる人も多いそうですよ。
駅前商店街には喫茶店やお食事処があり、木古内町公式ゆるキャラ『木古内駅新幹線観光駅長キーコ』のグッズが販売されるモーリもぜひ押さえていきたいところ。
キーコに会えたら、お子さんも大喜びですね!
町の中心部からは離れていますが、「のとや」の本店もあります。
地元の人に親しまれているごまそばのお店です。
海を眺めながら、名物のごまそば、定食類もボリュームたっぷりで食べごたえがあります。
となりには温泉があるので、ゆっくりひと休みできそうですね。
食事をすると温泉利用料が割引になるサービスもありますよ。
ホテルなどの宿泊施設も町内に5軒ほどあります。
詳しくは 木古内町観光協会 tel 01392-2-3411
木古内町は北海道新幹線の玄関口!
新幹線で東京駅を朝6:32に出発すると、なんと10:45には木古内町に到着です!
最速の新幹線を使えば、4時間と少しで北海道へ。
東京ではもう散ってしまった桜。だけど、車窓越しに北海道で満開の桜をまた目にすることができる。
小さいお子さんにとってはちょっと不思議な経験かもしれません。ピカピカの新幹線の中で味わせてあげたいですね。
また、お子さんの中には鉄道が大好きな子も多いはず。
新幹線でのスピード感あふれる旅だけではなく、のんびりとしたローカル線の旅も得難いものです。
新幹線の開業に合わせて、旧JR江差線が道南いさりび鉄道となって開通します。
新会社にかわっての鉄道の旅37.7kmも思い出深いものになるかもしれませんね。
お問い合わせは 道南いさりび鉄道株式会社 tel 0138-83-1977
木古内町の道の駅を案内します。
JR木古内駅を降りたら、ぜひ立ち寄りたいのが『道の駅 みそぎの郷きこない』です。
1月13日にオープンしたばかりのピカピカの道の駅、充実しています。
そして、
1.塩がおいしい!
みそぎといえばお清めの塩。そのせいなのか塩味のものが充実しています。
焼きたて塩パン。あましょっぱい塩ソフトクリーム。食べてみたいと思いますよね。
塩パンはプレーンのほか、とうもろこしや明太子を混ぜたものがあり、日によって違う味があるそうですよ
。コッペパンにポテトサラダを挟んだサンドイッチもあって、どれを食べようか本当に迷います。地元産和牛を使ったコロッケもさくさくして絶品!
ここにいるだけでお腹がいっぱいになってしまいそうです。
もちろん館内にはイタリアンレストラン『どうなんde’s(です)』も。木古内町の姉妹都市の山形県鶴岡市で修行をつんだシェフの味が楽しめます。
パスタのほか地元で採れた食材を使ってのお料理、ぜひお腹を空かせてしっかり味わいたいですね。
2.トイレもきれい!
ドライブ旅行には不可欠な道の駅。またトイレの充実度が評価に直結する道の駅。
この『みそぎの郷木古内』のトイレはすべて洋式・ウォシュレット完備。感動なのが手洗いとは別にドレッサースペースがついていることです(女性トイレ)。
混みあっているトイレでお化粧直しも思うようにできなかった方も多いですよね。これから日差しが強くなる時期です。
海岸線の明るい陽の光、車の中とはいえ油断はできません。
っかりメイクを直し、ついでに紫外線対策もお忘れなく。
また、この『みそぎの郷木古内』のトイレは24時間使用可能なので、夜間のドライブも安心です。
3.道南が集結!
近隣の町村の海産物やお菓子などのお土産も合わせて販売しています。
ここに来れば南北海道すべての町に行った気分になること間違いなしです!
また、1月に行われる『寒中みそぎ』も道の駅でなら、館内のモニターで1年中見ることができます。
夏なら『寒中みそぎ』は見るだけで暑さが吹き飛んでしまいそうですよ。
お土産としては、地元限定の清酒『みそぎの舞』、そしてお餅にまかれたセロファンが懐かしい『孝行餅』。
孝行者の木古内の坊が由来のこのお餅、なんだか二宮金次郎さんに通じるものがあると思ったら、前浜で銅像になって立っていました。
みそぎといい、木古内の坊といい、この町には古き良き日本を感じさせるものがあります。
そういった昔の日本をお子さんに感じてもらういい機会かもしれませんね。
◆ 北海道新幹線開通に合わせて、
3月26日・27日:「旬感・千年北海道 食と文化のフェスティバル」が行われます^^
まとめ
木古内町から函館に通じる国道228号線。
沿線には日本初の男子修道院トラピスト修道院があります。
自然が豊かでのびのびとした敷地のなかに、厳粛なムードの修道院があります。
非日常的な雰囲気に、びっくりのお子さんもいるかもしれません。
そんなときには、売店のソフトクリームでニッコリ笑顔に。
トラピストクッキーが添えられている一品。塩ソフトともにぜひ食べてみてくださいね。
(修道院最寄駅は渡島当別駅、お子さん連れなら徒歩30分程度みたほうがいいかもしれません)
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