アトピー脱ステロイド治療はリバウンドに注意!病院の選び方

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アトピーで悩む人は多いと思います。

しかしアトピーは確実な治療法が確立されていませんよね。
そのためたくさんの患者さんが自分に合う治療法を求めて日々試行錯誤をしています。
その中には食事療法や温泉療法など様々なものがあるかと思います。

その中でステロイド外用薬を使う治療に見切りを付け、「脱ステロイド療法」に踏み切る人がいます。

今回は脱ステロイドに踏み切る前に知っておきたい準備のポイントをご紹介します。

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もくじ

★第1章:アトピーの脱ステロイド治療とは
★第2章:アトピーの脱ステロイドはリバウンドに注意!しっかり準備を
★第3章:アトピーの脱ステロイドを始める前には病院と主治医の確保を!
★第3章ー2:脱ステロイドは、周囲の理解と、収入のめどを確保する
★まとめ:アトピーの脱ステロイド治療のまとめ

 

★第1章

アトピーの脱ステロイド治療とは

脱ステロイド治療(以後脱ステ)とは文字通り、ステロイドを一切使わないことで皮膚の治癒を促す治療法です。

ステロイドという薬はもともと臓器移植などに使われる免疫抑制薬であるとても強い薬です。
そのためアトピーの箇所に塗ると強い効果を発揮し、魔法のように効果が出ます。
塗ると翌日には湿疹が無くなりかゆみも減るため、一般の皮膚科では軽いアトピーにも当たり前のように処方されています。

しかしステロイドは実は対症療法でしかなく、アトピーが根本的に治ったわけではありません

表面的に消えるため「治った!」と嬉しくなり依存してしまいますが、強い薬で押し込めているだけなのです。
そしてやっかいなのは、アトピーが重度になってくるとだんだん効き目が無くなっていくことです。
ステロイドには強さの段階があります。
皮膚科で「少し強めのステロイドを出します」と言われた経験はアトピー患者ならきっとあるでしょう。

 

また残念ながらステロイドには副作用もあります。
皮膚がビニールのように薄くなってしまったり、場所によっては多毛症になることもあります。
アトピーの湿疹が治まっても様々な副作用に悩まされる場合があるのです。

そしてステロイドが効かなくなってきた、どんどん強い薬を出される、塗っても症状が治まらない…このような状況に陥り、将来の不安や薬への不信感からにっちもさっちも行かなくなり、自己流で「脱ステ」に踏み切るケースが多くあるのです。

だから、脱ステは自己流にならず、脱ステロイドに理解のある病院、医師を探して治療することが大事になります。

 

★第2章

アトピーの脱ステロイドはリバウンドに注意!しっかり準備を

脱ステロイドを始めると「リバウンド」と呼ばれる悪化状態に陥ります。
これは今までステロイドで抑えてきた体内反応が一気に出るためで、尋常ではない皮膚の悪化を伴います。
かゆみ、痛み、リンパ液が浸出し包帯巻き状態になる可能性もあります。

ステロイドは「副腎皮質ホルモン」というホルモン剤でもあります。
皮膚に塗り続けることで副腎が弱ってしまい、腎臓障害も出てきます。
そのため夜に眠れない、のどが渇く、体の外へうまく水分を排出できず全身がむくむ…などの皮膚とは関係なさそうな症状までもが現れてしまうのです。

 

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脱ステは寝たきりになり学校や仕事に行けないパターンも多くあるため、ハードルは高いと言われています。
そして一番のネックは、耐えても治るかどうか分からないということ。
何年かかるのかも見えないまま、薬を塗り続ける不安よりはマシというまさに「ワラにもすがる」気持ちで始めることが多いのが現状です。

しかし、何の準備もせず始めてしまうのはとても危険です!
なぜなら、本当に何もできなくなってしまうからです。
着替えることも、お風呂に入ることも辛くなります。悪化のピーク時期には寝返りを打つこともできない人もいます。
顔が腫れて口まわりが悪化すると、食事すらままならないこともあります。

そのような状態が少なくとも1ヵ月、長い人で数年に及ぶと社会からドロップアウトする時期が出てしまいます。
そのため、始める前にはある程度の準備をしておく必要があるのです。

 

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★第3章

アトピーの脱ステロイドを始める前には病院と主治医の確保を!

まずは、病院と主治医の確保です。脱ステは一切の皮膚の薬を絶つため、病院は必要ないと思う人は多いです。
ステロイドへの不信感があり皮膚科医を嫌悪して脱ステを始める患者さんには特に「病院には絶対に行かない」と思い込む傾向があります。

しかし、実際に脱ステ期間に入ると様々なトラブルに直面します。
一番は感染症のリスクです。
皮膚がドロドロに溶けたような状態になると、カポジ水痘様発疹症をはじめとする感染症にかかるケースがあります。
そのような感染症は、適切な診断と投薬で治ります。
それはステロイドとは分けて考えるべき症状であり、また放置するとアトピーもさらに悪化してしまいます。

 

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しかし、今まで通院していた「ステロイドを処方する」皮膚科に行くと、脱ステの症状を見てステロイドを再度塗ることをすすめてきます。
これは標準治療というガイドラインに沿った治療をしている皮膚科にとっては当たり前のことですが、覚悟を決めて脱ステをしている人にとっては不要なものです。

だからこそ脱ステを始める前に「ステロイドを処方しない」もしくは「脱ステに理解のある」主治医を見つけておくことが大切です。
本当に症状が悪化し見た目もひどい時には、新しい病院にかかることすら躊躇します。
外出ができない時期も出てきます。
だからこそ元気なうちに初診を済ませておくことをおすすめします。

 

脱ステ医は確かに少ないです。
しかし探せば必ず見つかります。
アトピーは死に至る病気ではありませんが、最悪な悪化時には命に係わることもあるのです。
そんなときには、脱ステ医が入院の措置を取ってくれたり、適切な処方をしてくれるでしょう。

 

★第3章ー2

脱ステロイドは、周囲の理解と、収入のめどを確保する

次は周囲の理解です。悪化時に何もできなくなった場合に、誰が助けてくれるかということを考えておきましょう。
基本的には同居している家族にお願いすることが多いかと思いますが、脱ステはただの風邪とは違います。
「具合悪い」と引きこもって、数日で治るという考えでは全く乗り切れません。
手助けしてくれる家族には、リスクを伝えておくべきでしょう。

悪化時にはお風呂も食事も家族とは別にする必要が出てきます。
落屑(アトピーの皮剥け)で部屋は汚れますし、リンパ液の匂いに悩まされる人もいます。
そのような状態を見守ってくれる存在は、気持ち的にも必要です。
ストレスでアトピーは悪化しますので、身近な人の理解と助けの準備は必ずしておきましょう。

 

最後は、収入の用意です。社会人の人は、一定期間の休職の可能性があることを考えておきましょう。
もちろん休まずに乗り切れる人もいます。
ただし、それは幸運なパターンです。
悪化のピーク時には睡眠障害が出ますし、思うように日常生活ができなくなります。
もし接客業や営業の仕事をしている場合には、働きたくても人前に出られないこともあるでしょう。

 

それを踏まえて、まずは会社の制度を調べておきましょう。
雇用保険に加入している会社員は「傷病手当金」という制度を使うことができます。
もし長期で休むことになれば、このような社会保障制度を使うこともおすすめします。
その際には診断書が必要になりますので、やはり主治医の確保は必要ですね。

また、医療保険に加入している場合は証券などを確認しておきましょう。
万が一入院をすることになれば、保険金は大きな味方になります。
脱ステは手術や投薬が要らないため、多額の治療費は要りません。

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その代わり入院となると1ヵ月以上になるパターンも多く、退院後も仕事に復帰できるとは限りません。
保険金は生活費の補てんにもなりますので、申請を忘れないようにしましょう。

 

★まとめ

アトピーの脱ステロイド治療のまとめ

脱ステロイドに踏み切る人は、今までたくさん悩み、いよいよステロイドが効かなくなってきた人でしょう。
覚悟を決めて脱ステを始めるのなら、いつかやって来る改善の日に向かって確実に進んでいきたいですよね。

今回ご紹介したポイントは、必ずしておいて欲しい最低限の準備です。
事前準備を怠らず、キレイな肌を目指して頑張って乗り切りましょう!

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