アトピーって何?アレルギーとの違い。どんな症状かチェック

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アトピー性皮膚炎は、良く聞くことのある身近な病気ですね。
あなたの周りにも「私、アトピーなんだ!」と言う人がひとりはいるかと思います。

しかし実際にアトピーって何?どんな症状のことを言うのでしょうか。
今回はなかなかハッキリしない症状「アトピーの定義」についてご説明します。

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もくじ

★第1章:アトピーって結局、何なの!?
・第1章-2:アトピーとアレルギーとの違い。どうして起きるの!?
★第2章:アトピーってどんな症状のことを言うの?
★第3章:アトピーの症状チェック!あなたはいくつ当てはまる!?
★まとめ:アトピーって何?のまとめ

 

★第1章

アトピーって結局、何なの!?

まず「アトピー」という言葉ですが、実はこれはギリシャ語です。
もとは「奇妙な」「見慣れない」という意味を持つ古代ギリシャ語「atopia」が語源となっており、医療の現場で「アトピー」いう言葉が使われだしたのは1923年だと言われています。

意外と長い歴史を持つ「アトピー」という言葉ですが、何しろ語源が「奇妙な」ものですから…はじめは「普通の人には見られない異常な過敏反応」をひとくくりにするために使われていました。

つまり、皮膚のポツポツやじゅくじゅく、花粉症による発疹、アレルギー性のじんましん、またアレルギー鼻炎や気管支炎まで含めたこれらの「原因不明の症状」をまとめて「意味不明な病気=アトピー」と定義していたのです。

 

現代では、アレルギー鼻炎や気管支炎などは「アトピー」から切り離されて考えられていることがほとんどです。
そして肌に出る症状が「アトピー性皮膚炎」という名前として残り、意味不明の湿疹に対してはとりあえず「アトピー」と診断されることが多くなっていったのです。

そのため、今でも「アトピーって、アレルギーのことだよね」と考えている人も多く存在します。
実際にアトピーとアレルギーを両方持っている人もいますが、厳密には違うモノです。

アレルギーには「そば」「猫」などの明確なアレルゲンが存在し、アレルギー反応はその結果引き起こされるものです。
しかしアトピーは「明確な原因が分からないから」アトピーと言われているのです。

 

そして「原因が分からない」ゆえに、治し方も分かっていません。
皮膚科の医師もアトピーと診断したはいいものの、対症療法であるステロイドの処方くらいしかできることはありません。

そのため患者は「どうすれば良いか分からず」、漢方やサプリメント、体に良いとされる水、食事療法や断食と、様々な治療法を求めてさまようことになるのです。
これらの「アトピービジネス」には、アトピー患者なら一度はお金を使ったことはあるのではないでしょうか。

 

★第1章-2

アトピーとアレルギーとの違い。どうして起きるの!?

アトピーは基本的には「外的要因」ではなく「内的要因」によって引き起こされます。
外的要因とは、ホコリやハウスダスト、カビ、花粉などの外から皮膚に付くもの。
もしあなたが「カビでアトピーが悪化する」と思っているのなら、アレルギー検査をしてみましょう。
その結果カビに反応が出るなら、カビというアレルゲンを取り除くことで改善するでしょう。

つまりカビという原因がはっきりしている=カビアレルギーであって、アトピーではないということです。
ハウスダストや食べ物も同様です。

とは言えアトピーの肌はバリア機能が破壊され敏感になっていますから、アレルギーとは言えなくても外部の刺激によって症状が悪化することも良くあります。
そのためアレルギーとアトピーは混同されやすいのです。

 

内的要因とは、アトピーは体の中からのデトックスであり、SOSでもあるということです。
よく「皮膚は臓器の一部」と言われます。肝臓や腎臓と同じく、体内の不要物を一生懸命処理してくれているのです。

例えば腐ったものを食べると下痢をします。
風邪ウイルスが体内に入ると、鼻水が出ます。
このように体には、悪いものを自然に体の外へ出す仕組みが備わっています。
同様に皮膚からもいろいろなものがデトックスされているのです。

デトックスすべきものは人によってそれぞれです。
食品添加物、人工甘味料、ジャンクフードにストレス…私たちの周りには、体内に長く置いておきたくないものが溢れています。
これらを何とか外に出そうという動きが、アトピーと呼ばれる皮膚症状として表れていると考えることが可能です

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★第2章

アトピーってどんな症状のことを言うの?

では実際のアトピーの症状にはどのようなものがあるのでしょうか。
何しろ「意味不明な」アトピーなので厳密には定義できないのですが、可能な限りでご説明しましょう。

まず目に見える皮膚症状ですが、湿疹が「乾燥系」と「じゅくじゅく系」の人がいます
また体の部分によってこれらが混ざっている場合も多くあります。例えば「ひざの裏や首は乾燥してひび割れているけれど、耳の裏はじゅくじゅくしている」という感じです。

そしてすべてのアトピー症状に共通しているのは「かゆい」ということです。
これは皮膚をえぐってしまいたくなるような、恐怖すら感じるかゆさです。

アトピーではない人が「冬場の乾燥で、足に粉が吹いたようになってかゆい」などと言いますが、それは単に皮膚の表面が乾いただけ。
アトピーのかゆさとは根本的に違います。

 

乾燥系のアトピーの場合は、かくことで細かい皮膚が落ちていきます。
肌のターンオーバーが異常になっているため、かいてめくれてしまった皮膚は数日で元に戻ります。
しかしそれは治ったわけではないため、かゆみで繰り返し皮膚を落とすことになります。

じゅくじゅく系のアトピーの場合は、かくことで皮膚が深くえぐれ、ときには浸出液と呼ばれる体液が流れ出ていきます。
また指などによく見られるのが、小さい水泡ができ、潰れてはまたできるということが繰り返される症状。
こうなると家事はもちろん、手を洗ったりお風呂に入るのもつらくなるため日常生活に支障が出てしまいます

アトピーが慢性化すると、これらの症状が体のいろいろな場所を移り歩くようになります。
例えば「先月は顔がひどかった、顔がなぜか改善したら今度はひざ裏が悪化してきた…」などと、自分ではコントロールできない動きをしていきます。

つまり「意味不明の湿疹だ!もしかしてアトピーかも?そして保湿したら1週間で治った!」という短期間で治まる湿疹の場合は、アトピーではなく「普通の人でも起きる、単なる皮膚の湿疹」とも言えるでしょう。

 

★第3章

アトピーの症状チェック!あなたはいくつ当てはまる!?

ここまで読んでみて「自分のこの症状はアトピーか分からないな」という人は、以下のアトピーの人に共通する症状リストでチェックしてみましょう。

□ 虫刺され・じんましんとは違う湿疹が体の数か所に長期間出ている

□ 湿疹は左右対称なことが多い(左右の腕の同じ場所、など)

□ 季節で悪化するサイクルがある(冬だけ、夏だけ、など)

□ 便秘がち、もしくは胃腸が弱く腸内環境が乱れがち

□ かゆみがあり、リラックスしたとき(帰宅直後、寝る前など)にかゆくなる

□ ひざ・ひじの裏、鎖骨、みぞおちなど関節やへこんだ部分に湿疹がある

□ 良くなったり悪くなったりを繰り返す、その原因がはっきりしない

□ 運動が嫌い、日常的に汗をかかない

□ 血行が悪く冷え性である、手足の指先やおなかに冷えがある

□ 汗をかくとかゆみが増す・悪化する

このリストに3つ以上当てはまっているなら、慢性的なアトピー性皮膚炎である可能性が高いでしょう。
アトピーはすぐに治るものではありません。適切な治療方法を探し、体質改善にも取り組んでみましょう。

 

★まとめ

アトピーって何?のまとめ

「アトピー性皮膚炎」という病気は、こんなに科学や医療が進んだ世の中でも原因が分からない奇病であると言えます。
しかし適切な治療でかゆみを和らげたり、改善させることは可能です。

まずはアレルギーや虫刺されとは違うということをハッキリさせ、自分にピッタリ合った治療法を探すようにしてみましょう。

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