脱ステとストレスの関係。そのメンタルケア ストレス解消法

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脱ステロイドをしている人が闘っているのは、皮膚の症状・からだの症状だけではありません。

精神的なストレスにも立ち向かわないといけないのです。
今回は、脱ステ中のストレスについてお話します。
メンタルケアなど身近な人の脱ステを見守っている方にも参考にしていただけたら、と思います。

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もくじ

★第1章:アトピー脱ステとストレスの関係。メンタルケアは?
★第2章:何よりも、今の自分を許そう
★第3章:自分に合った脱ステのストレス解消法を見つける
★第4章:脱ステが本当に辛くなったら
★まとめ:脱ステとストレスのまとめ

 

★第1章

アトピー脱ステとストレスの関係。メンタルケアは?

まず前提条件として、アトピーの人はもともとストレスを溜めやすい性質を持っていると言えます。
人に気を使いすぎていたり、親の言うことを聞く「いい子」だったり、言いたいことをガマンしたままだったり…

 

そもそも、やんちゃで元気いっぱい・好き勝手に生きることができるタイプの人はアトピーを長く引きずることも少ないと思います。
そのため悪化させることも少なく、脱ステをしなくてはならないほどの症状にはならないとも言えるでしょう。

またアトピーの原因として、「食べ物」「水」「遺伝」などといろいろなことが言われていますが、原因はさておき「笑うこと」「ポジティブでいること」はアトピーの軽減に高い効果があるということが分かっています。

 

「恋人とキスをすることでアトピーが改善する」という研究がイグ・ノーベル賞を取ったことも、記憶に新しいですよね。

しかし実際に脱ステロイドのリバウンド中は、一切の「前向きな気持ち」は消え失せ、ストレスフルな日々が続きます。

 

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脱ステ中のストレスの原因は、大きく分けて3つあります。

 

皮膚のストレス

すべてを投げ捨て、耐えることのできないようなかゆみと闘わなくてはならない脱ステ。
まず一番は皮膚症状のストレスです。

ピーク時には食事をして体温が上がっただけでもかゆみの発作が起き、かきむしっては悪化させる…
とにかくかゆみさえ無ければ!それだけで生きる希望が湧くのに…

こんな状態では日常生活もできません。
何をしていてもかゆい、という状態が長く続くことで、ストレスは最大限に溜まってしまいます。

 

腎臓機能が弱ったことによるストレス

次は腎機能です。副腎皮質ホルモンであるステロイドを絶つことで、腎機能は一時的に弱ってしまいます。
その結果、睡眠障害や悪寒、排尿障害にも悩む時期があるのです。

さらに腎臓は、不安障害とも密接な関りがある臓器。
そのためポジティブな気分になどなかなかなることはできません。
そんなときに「頑張って」と言われても…もう何もできず、ただ息をしながら横になっているのが精いっぱいということも多いでしょう。

 

アトピーの見た目に対するストレス

最後は、自分がひどい見た目になってしまったことによるストレスです。
お化粧などは論外、顔はまるで特撮映画のモンスターのようになってしまい、柔らかかった腕や足もむくんでパンパン。
まさに化け物!という時期のストレスは想像を絶するものがあります。

筆者はしばらくの間、家じゅうの鏡に布をかぶせていました。
洗面所・トイレの電気もしばらく付けることができませんでした。
少しでも自分のからだを見なくていいように…脱ステ中であることから意識をそらしていないと、絶望してしまうからです。

 

ひとり暮らしでしたので、家族に対するストレスはありませんでした。
もし家族に、脱ステも理解の無い人がいたらと思うとぞっとします。
どんなに見た目がひどくても、家には自分だけというのは私にはいい環境でした。

 

困ったのは宅配便などです。外に買い物など行けない時期には、ネットスーパーを利用していました。
しかし配達員のおにいさんに顔を見せるのは嫌でした。
そもそも、相手がびっくりします。
そのため玄関で対応するにもマスク・帽子完備で出ていました。

 

このように、当たり前のことができなくなってしまうのが脱ステの恐ろしいところです。
ストレスを溜めずにね、などというセリフはもはや気休めにすらならないのです。

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★第2章

何よりも、今の自分を許そう

このように辛い時期は長く続きますが、思いつめてしまってはいけません。
しかし真面目なアトピーさんは今度は「ストレスを解消しないと!」ということに必死になり、うまくできないことにさらにストレスを感じてしまいます。

しかしそれでは本末転倒。筆者が一番おすすめしたいのは、まずは「自分を許容する」ということです。
怪物のようなひどい顔でも、「まあ…これが今の私なんだな」と深く考え込まずに認めるようにしてみましょう。

 

人に会いたくなければ無理して出かける必要はありません。
アトピーに効くからと言って食べたくないものを頑張って食べる必要もありません。
「頑張った私」は特に治癒にはつながらないと思います。

 

すべて投げ出しましょう。
ぐだっとしている自分を認めましょう。
いつか必ずその最悪の状態からは脱することができます。
極限まで行ったら、あとは上がるだけですよ。

 

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★第3章

自分に合った脱ステのストレス解消法を見つける

それができたら、次は自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
脱ステの辛さには個人差があり、季節によっても大きく変わります。
そのため「これをしたら良い」という決定的なものはありません。

運動でストレスが半減されるならそれでも良いです。
半身浴が気持ちいいのなら続けましょう。
しかし「イヤイヤする」ことだけはおすすめしません。
「これさえやったら治る」と信じたい気持ちはあると思いますが、大して状態は変わりませんよ。

 

筆者はひたすらお笑いの動画を見続けました。
ひきこもっていると笑うことが無くなります。
漫才などは耳だけでも楽しめるので、寝返りも打てない時期は漫才番組を流しっぱなしにしていました。

また、最悪期以外はお酒も飲んでいました。
もともと飲むことが好きなので、一番のストレス解消になったと思います。
外食がしにくい時期には気を許した友人に来てもらい、一緒に料理をしながら飲むこともありました。

 

このように、脱ステ時の一番のストレス解消法は「辛いことは何もしない」ことかも知れません。
食べるものに制限があったり口の周りに症状が出ていると食事も楽しくありません。
入浴も上がった後は地獄の苦しみ。
睡眠も満足にできない中では、生活の楽しみがすべて奪われてしまったと言っても良いでしょう。

そんな中で「何かを頑張る」ことはとっても難しいと思います。
それによってさらにストレスを感じてしまっては、ますます悪化してしまいます。
自分が楽になる方法を見つけ、少しでも気持ちをほぐすようにしてあげたいですね。

 

★第4章

脱ステが本当に辛くなったら

しかし、実は脱ステとうつ病の併発ということもよく聞かれます。
どちらが先か…という問題はさておき、身も心も本当に辛い状態が重なるというのは想像を絶することですね。

もしうつ病の可能性があるなら、必ず早めに医療機関にかかりましょう。
理想は、脱ステの主治医に紹介をしてもらうことです。
もし主治医が総合病院の医師であるなら、その病院内で心療内科などに連携を取ってもらい治療を完結できる可能性もあります。

アトピーの症状が辛い時期に、新規で病院に行くのはなかなか勇気のいることですよね。
またステロイド治療を進められてしまうこともあるでしょう。
それを避けるためにも、万が一の時のための脱ステ医にはかかっておくことをおすすめします。

 

★まとめ

脱ステとストレスのまとめ

切っても切れない、脱ステとストレスの関係。

なかなか解決しないことだと思いますが、今のあなたは病気なのです。
休んでもいい時期です。

ストレス解消をすることにも無理をせず、気が楽になるようなことに集中しましょう。
必ず、良くなる日は来ますよ。

 

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