アトピーの合併症でカポジ水痘様発疹症に注意!治療法体験談!

公開日: 

 

アトピーと聞くと、とにかく原因不明の湿疹に悩まされるというイメージがあると思います。しかし実はアトピーの人ならではの「合併症」にも注意をする必要があります。今回はその中でもとっても辛い、カポジ水痘様発疹症について解説をします。

スポンサードリンク

もくじ

★第1章:アトピー合併症のカポジ水痘様発疹症とは
★第2章:アトピー カポジ水痘様発疹症の治療法と体験談!
・第2章-2:カポジ水痘様発疹症、筆者の場合は
★第3章:カポジ水痘様発疹症の予防 かからないためには!
★まとめ:アトピー合併症のカポジ水痘様発疹症のまとめ

 

★第1章

アトピー合併症のカポジ水痘様発疹症とは

「カポジ水痘様発疹症」

聞き慣れない名前かと思いますが、これはヘルぺスの一種です。

ヘルぺスは疲れたり免疫力が落ちたときに唇のまわりなどにできる、一般的な病気。これはアトピーに関わらず発症するため知名度は高いかと思います。

ヘルペスウィルスは、ほとんどの人が潜在的に持っているものです。一生発症しない人もいますが、体力が無くなったときに発症しやすいため、一般の人でも風邪を引いたときなどは要注意です。

ヘルペスは、一回発症してしまうとクセになってしまうのが困りもの。風邪を引くたび、疲れが溜まるたびに再発し悩んでいる人は多くいるかと思います。

そして今回解説する「カポジ水痘様発疹症」は、アトピーを基礎疾患に持った人がかかるヘルペスです。皮膚にダメージがあるときは、体力も落ちがち。そのためアトピーさんにとっては一番かかりやすい合併症とも言えるのです。

 

その症状は?

どんな症状が出るかですが、これは普通のヘルペスや帯状疱疹と同じです。急にピリピリした痛みが走り、アトピーとは違う赤くブツブツした湿疹が一気に広がります。

からだに出る場合もありますが、首から上に出ることも多いです。発症のスピードはとても早く、「何だかいつもと違う湿疹が出てるな」と気付いてから放置していると、1日後には範囲が大きく広がってしまいます。

ヘルぺスの色は赤黒く、痛みとかゆみが一緒に来るためついついかいてしまいがち。すると湿疹のてっぺんがむしられ、まるでカルデラ火山のように丸いえぐれができてしまいます。

また人によっては、発熱するのも特徴です。もしアトピーとは違う湿疹がパラパラと一気に広がり、同時に熱が出てきたらカポジ水痘様発疹症をすぐに疑いましょう。

ここで気を付けたいことがあります。謎の湿疹をいつものアトピーだと思い、手元にあるステロイドを塗ってしまうことがあるかも知れません。しかし絶対に塗ってはいけません。ヘルペスにステロイドを塗ることで、一層の悪化を招くからです。

 

★第2章

アトピー カポジ水痘様発疹症の治療法と体験談!

それでは、カポジ水痘様発疹症の治療はどうすれば良いでしょうか。答えはひとつです。一刻も早く、皮膚科に行ってください!カポジは早期発見・早期対応で治ります。

ヘルペスはウイルスによって引き起こされます。皮膚に何かが付着したことやアレルゲンによって起きる反応とは根本的に違うのです。

そしてこのヘルペスウイルスは、飲み薬によって数日~2週間程度でまず治まります。しかし放置して難治化してしまってからでは、治りが遅くなってしまいます。またこの病気はとっても辛いです。ひどい見た目、倦怠感、そして人には理解されない痛み。これらに耐えるのは、なかなか大変なこと。早めに薬を飲むことをおすすめします。

 

残念なのは、この薬は医師の処方箋が無いと手に入らないことと、やや高価なこと。数日分の処方で、2~4000円程度かかる可能性があります。

そして、脱ステロイドに取り組んでいる人がかかりやすいという傾向もあります。脱ステの悪化時、皮膚が激しく荒れている時期はこのような感染症のリスクが上がるからです。

問題は、脱ステをしている人は皮膚科に行きにくい場合が多いこと。標準治療の皮膚科でステロイドを処方されるのを嫌がって、自己流で脱ステをしている人も多くいるでしょう。

しかしカポジの薬はステロイドとは関係ありません。飲むことで脱ステが滞ることはありませんので、怖がらずに病院で処方箋をもらってください。そしてこのような合併症リスクに対応するためにも、脱ステに理解のある医師にあらかじめかかっておくことはとても大切です。

 

スポンサードリンク

★第2章ー2

カポジ水痘様発疹症、筆者の場合は

筆者は、合計3回カポジにかかりました。幸か不幸か顔に出ることはなく、3回とも二の腕、脇腹、バスト周りに集中して発症しました。

 

1回目

は初めてだったので自分に何が起きたのか分からず、2日ほど放置してしまいました。しかしあまりにも痛く見た目がひどかったので皮膚科にかかり、初めて「カポジ水痘様発疹症」という名前を知ったのです。

そして「バルトレックス」という大きな錠剤を処方されました。完治までは20日ほどかかりましたが、普通の生活をしながら治すことができました。

このとき医師から「再発することが多いから、もし1個でもヘルペスができかけたら一刻も早くバルトレックスを1錠飲むこと。そして最速で診察を受けること」と言われ、予備として数錠のバルトレックスを処方されました。

 

2回目

は全身のアトピーが悪化した時期にかかりました。再発だ!と気が付いたとき、せっかく治ったのにまた上半身がブツブツのボロボロになるのか…と絶望したのを覚えています。

そしてこのときは、何と入院するほど重症となりました。飲み薬ではなく点滴でヘルペスを一気に治すことになったのです。

入院期間は1週間。点滴は良く効き、驚くスピードでヘルペスは枯れていきました。また痛みで体をひねることも寝返りを打つことも大変だったので、入院で治せたのは結果的には助かりました。ひとり暮らしの状態では、自分では何もできなかったことでしょう。

 

3回目

は、脱ステの悪化時期でした。しかしこのときはそれまでの経験から「来た!」と思った瞬間に予備のバルトレックスを飲むことができたため、病院にかかることなく済みました。

その後、脱ステ医にかかった際には必ず予備をもらうようにしていました。そのときに「クセになって毎月のようにかかる人もいる」と聞き、驚いたものです。

不思議なのは、私は3回とも熱が出なかったことです。ネットの情報などを見ると発熱したという話も多かったので、なぜ自分は発熱しなかったのか疑問でした。それも脱ステ医に聞いてみましたが、「理由は分からないが、確かに最近は熱が出ないまま治る患者が増えている」ということでした。

脱ステ ケア

★第3章

カポジ水痘様発疹症の予防 かからないためには!

とは言え、ヘルペスは一般人でもかかりやすい病気でもあり、誰が経験するかは分からないのが現状です。

筆者の実体験から言えるのは、皮膚に「何かを塗った」「塗らなかった」という外的要因よりも、体力や免疫力の方に原因があると思えること。かかった季節も、8月・1月・5月とバラバラなので、一概に季節のせいや汗のせいにもできません。

 

また、何度も繰り返して出た「二の腕」「脇腹」「バスト周り」は、その後の脱ステ時にも厄介な悪化を繰り返した場所と同じでした。そしてリンパの流れに沿った場所にカポジが出やすかったことなどを振り返ると、やはり体内の循環にカギがあるのではないかと感じています。

まずは規則正しい生活免疫力を下げない食生活ストレスを溜めないこと、リンパの流れや血行を常に良くすることを意識することが大切と言えるでしょう。

そして一度でもかかってしまった人は、1錠でいいので処方された薬を残しておきましょう!「再発かも」と思った瞬間に薬を飲み12時間以内に病院にかかることで、軽いうちに治すことができますよ。

 

★まとめ

アトピー合併症のカポジ水痘様発疹症のまとめ

初めてかかったときには「もうダメだ」と思うほど、そのひどい見た目にダメージを受けてしまうカポジ水痘様発疹症。名前も何だかおどろおどろしいですよね。しかし「ステロイドを塗らない」「すぐに皮膚科へ」という鉄則を守ることで、被害を最小限に食い止めることが可能です。

悩む前に、早めの受診をおすすめしますよ!

 

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑