アトピーは遺伝と関係ない?環境に要因が。そして家族でできること!

公開日:  最終更新日:2017/03/26

 

アトピーはいまだに原因が解明されてない、謎の病気です。そして明確な治療法も確立されていません。

そのため、「遺伝する」とか「感染する」とか様々な説が流れてしまっているのが現状です。今回は、アトピーが遺伝するかについて解説をしてみようと思います。

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もくじ

★第1章:アトピーは遺伝と関係ない?家族の暮らす環境要因が重要です。
★第2章:アトピーの環境要因!極端な例ですが、こういうことです
★第3章:アトピーで悩んでいる人に家族でできること
・・補足:アトピーは感染しない
★まとめ:アトピーは遺伝と関係ない?のまとめ

 

★第1章

アトピーは遺伝と関係ない?家族の暮らす環境要因が重要です。

ではいよいよ、アトピーは遺伝するかについて考えてみましょう。
これは医学的には明確な答えは出ていません。何しろ謎の病気ですから…

しかし「環境遺伝」という考え方は当てはまると筆者は思っています。
これは両親からの「遺伝子レベルのもの」ではなく、暮らしてきた環境が原因であるという考え方です。

 

アトピーの原因ははっきりしませんが、このサイトでもたくさん書いてきたように「腎臓や肝臓の負担」「血行の悪さ、リンパの流れの悪さ」「食生活」などが要因となっている以上、生活環境を無視しては語れません。

アトピーの目次はTOPページに!

 

例えば先祖代々「南九州の田舎で暮らし、野菜も年中採れて、冬でも農作業などで動き回っていた」家系と、「東北の長い冬を家の中で暮らし、漬物や保存食の発達した食文化で生活をしていた」家系では、長い目で見ると家族の体質は大きく違ってきます

どっちが良い、とかではありません。
私たちが「当たり前」と思っているその家のライフスタイルは、実は千差万別と言うことです。

 

また「ずっと都会暮らし、ジャンクフード当たり前、便利さ優先で暮らしている」家系もあります。
もし祖父祖母の代からそのような暮らしをしていると、それに適応した体質になってしまいますよね。

もちろん「何々県にアトピーが多い」ということではないのです。
実際、空気がキレイな田舎で生まれてもアトピーにかかる赤ちゃんはいますし、現代では同じ地域に同じ一族の人が住み続けることも減っていますから一概には言えません。

しかしこのように、長い間のライフスタイルが地味に私たちの体質に影響しているということは、無視はできないと思います。

 

アトピー 遺伝 関係ない

 

★第2章

アトピーの環境要因!極端な例ですが、こういうことです

例えば、アトピーで厳密な食事制限をする人は小麦を控えたりしますよね。
精製された小麦粉は、腸の負担になるとされているからです。

しかし「うどん」「粉モン」が日常の食事に定着した地域で生まれ、先祖代々ほかの地域よりも多く小麦粉を食していた家族があったとします。
誰もそこに疑問は持ちません。
毎日の食卓には当たり前のように地元メニューが並びます。

(ここは特定の地域を指しているわけではありませんのでご理解くださいね。うどん、のところにはあなたの県のご当地グルメを当てはめて読んでください)

もちろん普通の人にとっては、何でもない食事です。

 

しかしあなたの家は…
おばあちゃんも「肌が弱い」人でした。
お母さんも、「肌が弱い」人でした。

そして昔はアトピーという言葉すらありませんから、「あの人は肌が弱い」とか「日に焼けると赤くなる家系だ」などのくくりで片付けられてきました。

そしてあなたです。
あなたも「肌が弱い」人です。
そして医療も進歩し、皮膚科でアトピーという名前を付けられ、ステロイドやそのほかの塗り薬を処方され、あれこれの情報が入ってきます。

 

悩んだあなたは、ネットで調べた「効きそうなオイル」を買ってみたり、新しい皮膚科に行くこともあるでしょう。
しかし原因は不明です。そして両親からは「うちは肌が弱い家系だから」「おばあちゃんもそうだったから」「遺伝したのかしらねえ」という言葉を聞かされるようになるのです…

しかし何十年単位で見てみると、決して遺伝子レベルで引き継いだわけではありませんが、その一族が食してきたモノや気候などによって、「体質」としては遺伝しているとも考えられます。

この例は食べ物でしたが、生活スタイルでもこのようなことは起きると思います。
また料理の味付け方法や、入浴の仕方など細かいことでも違いが出る可能性もありますよね。

 

県によって食事の塩分使用量が違ったり、平均寿命が変わったりするのも広く考えると環境による遺伝と言えるかも知れません。
何しろ家庭によってライフスタイルは全然違いますから…

だからこそ、毎日ジャンクフードやお酒、たばこにまみれた生活をしている両親のもとで育てられると、子どもにもその体質が引き継がれてしまうのです。

これはアトピーに限りません。
糖尿病になりやすい家系、がんにかかりやすい家系は数代前から「そのような要因を引き寄せがちな」生活をしてきた場合があります。

しかし「うちは食事の味付けが濃いから、高血圧が多い」などという言葉は良く聞かれるのに対し、アトピーというまさに生活習慣病がライフスタイルと関わっていることは全く知られていません。

 

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★第3章

アトピーで悩んでいる人に家族でできること

もしあなたや家族がアトピーで悩んでいるのなら、そして「塗る対策」が効かずに困っているのなら、その体質を遺伝と決めつけずに「生活スタイル」の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

例えば都会暮らしでもジャンクフードは減らしてみる
郷土料理にどっさり砂糖を使う地域なら、ちょっと控えて様子を見てみる。
運動が苦手な家系でも「うちは代々運動音痴だ」と片付けず、スポーツをしてみる

このような工夫は、今のアトピーだけではなく未来の家族への贈り物であるかも知れません。

また、あまり神経質になってしまうのもいけません。
「ぐちぐち悩む」という体質も、環境から遺伝します。
特にお子さんは、親や家族の言葉を聞いて育ちます。
ストレスを溜めやすいような言葉ばかり聞いていると、うまく発散できずにアトピーを悪化させやすくなってしまいます。

あとは、決して感染などはしないということを念頭に置き、身の回りを清潔にして暮らせるようにしてあげましょう。
重いアトピーは本当に生活が制限されます。
ほんの少しの工夫でアトピーのストレスが無くなるなら、家族として協力してあげてください

 

★補足

アトピーは感染しない

ただ、知っておいて欲しいのは、アトピーは「人にはうつらない」ということです。しかしアトピー患者さんやお子さんがアトピーで悩んでいる人は、学校などで「うつるから近寄るな」などといういじめを体験したことがあるかも知れません。

残念ながら、見た目のハンディキャップがあるアトピーは悪意ある人のからかいの対象になってしまいがちです。
しかし決して「触ったらうつる」ということはありません。

もし「感染する」ことがあるとしたら、アトピーではない皮膚疾患でしょう。
例えばウイルスによる感染症や、とびひなどは確かに皮膚から出た体液などに触れることで危険性があるかも知れません。しかしアトピーはうつりません。

という訳で、家族間で「うつる」こともありません。
例えば一緒に洗濯をする、タオルを共有するといったことでうつる可能性はありません。
清潔であることは大事ですから、家族のアトピーが気になるなら多少の工夫は必要でしょうが、あまり気にしなくても大丈夫です。

もちろん水虫など、アトピーの関係の無い皮膚疾患はうつりますから…気を付けてくださいね。

 

★まとめ

アトピーは遺伝と関係ない?のまとめ

心無い人から「感染する」と言われたり、「汚い」と思われることはアトピー患者さんにとって一番のストレスでもあります。

もし身近にアトピーさんがいたら、普通に接してください
そんな当たり前のことで、ストレスは軽減できますから。

また環境遺伝についても、ご自身の生活を少し振り返ってみてくださいね。
何かのヒントが見つかるかも知れません!

 

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