脱ステロイドと仕事を両立させるには?休職は焦らないで決めて!

公開日:  最終更新日:2017/03/29

 

乗り切った人からは「人生が変わった」という話を聞くことすらある、つらい脱ステロイド。
時には寝たきり状態になり、人前に出られないほどに人相が変わってしまうため、通学や仕事などが続けられなくなることが多くあります。
休職しますか?
今回は脱ステと仕事について考えてみたいと思います。

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もくじ

★第1章:脱ステロイドと仕事と両立は?に踏み切る前に用意すべきこと。
・第1章-2:仕事にもいろいろな種類がある
★第2章:脱ステと仕事を両立させるには
・第3章-2:脱ステで休職!私の場合は?
★まとめ:脱ステロイドと仕事を両立?休職?のまとめ

 

★第1章

脱ステロイドと仕事と両立は?に踏み切る前に用意すべきこと

脱ステには個人差があります。
数か月で終わる人、数年かかる人、また季節によって調子が変わったり、人とは全く違う経過をたどる人もいます。
そのため「完治まで何か月」「いつまでには終わる」などという予測が全く立たないというのが現状なのです。

そのため必ず仕事を辞めることになるかというと、そうとも言えません。
実際に仕事を続けながら乗り切った人もたくさんいます。
共通するのは「つらかった」ということ。

たまたまその職種や環境から退職しなくて済んだ人も、楽々に乗り越えた人はほぼ皆無でしょう。

 

しかし、もし今から脱ステに踏み切ろうとしている人、そして「仕事を辞めてから始めたほうがいいかも」と思っている人がいるなら、焦って辞表を出すのは待ってください

もしかしたら辞めずに済む程度のリバウンドかも知れませんし、また休職で済むかも知れません。何しろ、いつ完結するか分からない戦いです。
いつ仕事を再開できるか分かりませんから、せっかく在席している仕事を捨てることはおすすめできません。

実際筆者も、仕事を休職しました。ただし復帰できず1年後には退職してしまいましたが、その間に給付金がもらえたり、年金などが途切れなかったのは不幸中の幸いだったと思います。

 

そのため、仕事をしながらの脱ステの前には会社の就業規則健康保険のシステムをしっかり把握しておくことをおすすめします。
これは絶対に元気なときにしておいてください。
実際に悪化のピークがきたら、書類を書いたりハンコを押したりなんてできなくなります。
ましてや役所や会社に提出をしに行ったり、郵便局に行くなんて不可能です。

また、自分は「長くかかるな」もしくは「気を使わずゆっくり治療に専念したい」と思う場合は、それなりの資金を用意しておきましょう。
生活費が無くなってしまうと、脱ステどころではなくなってしまいます。
脱ステ ケア

・第1章-2

仕事にもいろいろな種類がある

脱ステをしながらの仕事はなかなか大変です。かゆみや痛みなどの自分のことはもちろん、見た目の問題や生活リズムの問題が出てきます。

もし内勤の仕事で人に会わずに済むとしても、職場の空調や温度の問題が出てきます。脱ステ中は汗をかくとつらかったり、かゆみ発作が出ても席から自由に立てなかったりするとストレスがかかります。

逆に接客業だと、その見た目から人と接することなどができなくなってしまいます。外回りなどをしていると、特に暑さや寒さで着るものからストレスを感じることもあるでしょう。

 

また、腎臓の機能が落ちますから、真夏でも悪寒を感じる人も多くいます。腎機能の低下からくる睡眠障害で、朝に起きることができなくなったりします。異常なノドの渇きで、常に水分が欲しくなったりもします。

腎臓をいたわって。

食べるものにも制限が掛かりますから、自由なランチなどはできません。
内容に気を使ったお弁当があればベストですが、それを理解し作ってくれる家族が必要です。
手に症状が出ている場合などは、水仕事や料理など絶対にできません。

このようなハードルがあるため、自分の仕事内容と自分の症状をしっかり見極めて対策を取る必要があります。

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★第2章

脱ステと仕事を両立させるには

脱ステと仕事を両立させるには、職場からの理解が必要になります。
それは一緒に働くメンバーの手助けということから、福利厚生をきちんと使えるかという制度的なことにまで及びます。

もしあなたの職場にそのような理解が無く、気持ち的にもつらいのであれば…仕事を続けず休職ということも考えてください。

逆に、数か月のことならと理解してくれて助けてくれる環境があれば、急いで退職しないようにしてください。
退職はいつでもできます。
本当に本当につらくなるまでは、在籍しましょう。

 

最近はリモートワークや時短制度などが整った企業も出てきています。
これは大手企業に限るとは思いますが、決してさぼるわけではありません。
生きるため、働くために使える制度ならぜひ検討してください。

脱ステは手術などが無いため、また期間が見えないため会社側も「何の病気?」というスタンスで聞いてくるかも知れません。
しかしあなたは人生を賭けた勝負に出ようとしています。

ダメなら、ダメになったときに会社を辞めたらいいのです。
うまく制度を使いましょう。

 

★第3章

脱ステで休職するのは、恥ずかしいことではない

いろいろ頑張り、考えた結果に会社を辞めてしまったとしても、恥じることはありません。
脱ステは立派な病気ですし、ステロイドという薬の影響を受けた、いわば薬害に近いものです。
たまたま国から認可されていないだけで、難病と言ってもいいくらいです。

 

世の中には「不治の病で」「難病で」「ガンで」など、難しい病気で仕事ができない人がたくさんいます。
もしあなたが「そんな大きな病気と比べられても」「たがだかアトピーだし」などと思っているのなら、脱ステロイドを甘く見ています

たまたま軽症で済んだラッキーな人以外は、人生観が変わるほどのつらい時期を体験することでしょう。

そして、終わった後も「何かを失った」とネガティブな思いを引きずってしまうかもしれません。

しかし今の時代は、仕事の選択肢もいろいろあります。気持ちを切り替えて新しい仕事や生き方へ向かってみてはいかがでしょうか。

 

脱ステ 休職

・第3章-2

脱ステで休職!私の場合は?

最後に、私のケースはどうだったかを書きます。私は自分で「脱ステをする」と決め始めたわけではありませんでした。

仕事の異常なストレスから、ステロイドでは抑えきれないほどのアトピー悪化が起こりあれよあれよという間に入院に至ってしまいました。

そして、気が付いたら脱ステに踏み切らざるを得なくなっていた…という感じでした。

見た目が半端なくひどかったため、またもうやけくそな気分にもなっていたため会社には「休職します!」と宣言を突きつけ、休みに入りました。
これしか選択肢が無かった、という状態です。

 

脱ステのことをいろいろ調べ始めたのは、休職してからでした。

とにかく動き回ることができませんから、ずっとネットで情報を調べ、どうすればいいかを考えました。
その結果脱ステ医にかかったり、東洋医学のメソッドを取り入れたりと自分で納得できる方法にたどり着いたのです。

 

幸いなことに福利厚生だけはしっかりした大きな会社にいましたので、存分に使いました。

どんなに現場の上司に嫌味を言われても、手続きは総務との郵送のやり取りですから…割り切っていろいろな制度を使いました。
おかげで脱ステの一番つらい半年ほどは手当金が結構出ていました。

そして1年ほど経ち退職することになったのですが、もしこの機会が無かったら私は今でも何となくステロイドを塗り続けて何となく生きていたかも知れません。
そう思うと、失ったものもたくさんありますが、人生観が変わったという部分では貴重な経験とも言えるでしょう。

 

★まとめ

脱ステロイドと仕事を両立?休職?のまとめ

仕事との両立で悩んでいる人は、まずは「なぜ私だけ」「普通の人と同じように働きたい」という焦りや罪悪感はいったん捨てましょう

人生の切り替わりの時期だと思い、脱ステ後には違う仕事をしましょう。そしてそのためにも、一時の感情から「退職」を選んで公開することの無いようにしてくださいね。

 

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