生前整理の意味について。効果は?トラブルにならないですか

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生前整理

 

生前整理という言葉を最近耳にすることがあります。
ただ漠然と、生きているうちに自分の身の回りの物を片付けることなのかなあと言う印象ですが具体的な意味を御存じの方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、生前整理についてお話したいと思います。

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生前整理の意味について教えてください。

長い人生を歩んでこられた中で、たくさんの思い出の品、洋服、巣立っていった子供の荷物など数多くの物が家にあふれかえってはいませんか?
もし、ある日突然ご自身が他界してしまわれたら、残された御家族は、このたくさんの物をどうされるのでしょうか?

最近、遺品整理で、ご遺族の方が大変苦労されているのをよく耳にします。
そんな背景から、生前整理という言葉がクローズアップされてきました。

 

生前整理の意味は、「生きる事を前提に物、情報、生き方の整理をすること」です。

ご自身が元気なうちに少しずつ身の回りの荷物を片づけながら、自分の歩んだ人生を振り返り、残りの人生を有意義に過ごすために、そして残された家族のためにも生前整理は、とても大切なことなのです。
とはいえ、死んだ時のことを考えて荷物の整理をすることは、不謹慎だとか早く死にたいのかだとか、縁起でもないとかいろいろと言われてきました。

さらに、物のない時代を生きた世代の方にとって、物を捨てられないという方も大勢いらっしゃいます。
ですが、何も荷物の整理をしないまま他界した方のご家族が、荷物の処分に困ったのがなんと96%もいらっしゃるのです。
そんな時代の流れから、まだまだ世の中に浸透していないとはいえ、やはり生前整理は、必要なことなのです。

 

最近では、生前整理作業技能士という生前整理のスペシャリストが登場してきました。
高齢になり、荷物の整理をするにしても、何をどこからしたらいいのか分からないという方のために、生前整理のプロに依頼をしてアドバイスを受けながら進めていくという方法もあります。
また、家族とはいえ、子供のほうから荷物の整理をしようなどとは、親が元気なうちからなかなか言いづらいことなので、ご自身が生前整理を始めることがベストです。

残された家族に迷惑をかけたくない、自分の人生を振り返り、残された時間を大切に生きたい、そんな方へ、生前整理はとても意味のある片付けなのです。
そして、生前整理をすることで、残りの人生の過ごし方まで変わってくるのです。

気力、体力、根気のあるうちに、少しでも早いうちに始めたいのが生前整理です。

 

生前整理の効果は?

生前整理をされた方は、ご自身の荷物の多さにとても驚かれるようです。
人は、人生において、結婚や出産など何かの変化の時に荷物が増えます。長い人生を歩んでこられたら、そんな人生のターニングポイントを何度も御経験されていることでしょう。
そして、そのたびに荷物が増えて、気がつけば、膨大な荷物に囲まれて生活してはいませんか?

もし、このたくさんの荷物を置いて他界してしまったら、おそらく残された家族は、別れのつらさをかみしめながら、荷物の処分で御苦労されるのは目に見えることです。
荷物整理には、思った以上に時間とお金がかかるものなのです。そんな苦労を残された配偶者や子供たちにさせたいですか?

 

ここでは、生前整理をすることでどのような効果があるかお教えしたいと思います。

 物を整理することで、気持ちがすっきりして、生活もしやすくなります。

 身の回りの物を整理、処分することで、自分の人生を振り返りながら、残された人生でしておきたい事が明確になってきます。

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 物を整理することで、おのずと相続関係、配偶者や子供にあげたい品物もスムーズに整理でき、元気なうちに遺言。手紙などを残して伝えることが出来ます。

 残された配偶者や子供に自分の荷物で迷惑をかけません。元気なうちから少しずつ整理するのと、亡くなってからの遺品整理だと、処分費が格段に変わります。
生前整理は、親が子供にする最後の愛情といっても過言ではありません。子供に遺品整理をさせるのは、肉体的、精神的に大変なものです。

 生前整理で、自分の写真整理や、人生を振り返ると、認知症の確率が下がります。(思い出の話は認知症の確率が12%下がります。イギリスのエクセター大学の研究発表による。)
 残された家族のする遺品整理と違い、生前整理は、自分の荷物なので、装飾品や着物、趣味やコレクションなど価値あるものを換金する場合、堂々と出来ます。
残された家族が換金するとなると、故人が大切にしていたコレクションだったりすると気持ちが重いものです。

 荷物を整理することで、将来への精神的な不安が減り、また大量の荷物に囲まれた窮屈な生活ではなく安全で健康的な生活を送れます。
(高齢者の1人暮らしの方で、荷物につまづき骨折した等の例もあります。また、荷物が多いことで、探し物の時間をとられてしまいます。)

 古い家屋にたくさんの荷物に囲まれているとホコリがして衛生上不安がありますが、荷物が減れば衛生的です。

などの効果が期待できます。
ご自身の体が健康なうちに、是非、生前整理をはじめてみませんか?

 

生前整理でトラブルにならないですか?

最後に生前整理をしていくうちに起こるトラブル、生前整理をしてなかったために起こったトラブルを御紹介します。

 

 生前整理としていくうちに起こるトラブル

これは、子供が親に生前整理を勧めた場合におきます。親にすれば、死ぬのを待っているのかと思ったり、大切な思い出の品を子供に処分しろと言われて怒りがこみあげます。
一方子供の場合、元気なうちに少しでも整理しておいてもらいたい、自分の負担を減らしたい、自分の荷物でないので、価値が分からない等の切実な悩みがあります。
親と子は、当然生きてきた時代背景が違いますし、物に対する価値観も違います。衝突して当然なのです。
そんな時は、プロの方に間に入ってもらったりする方法もあります。

 

 生前整理をしていなかったために起こるトラブル

親が荷物をそのまま置いて、他界した場合に多いトラブルは、価値のない大量の荷物の処分費に何十万とかかるという実例です。
装飾品など高価なものは、換金できますが、たいていの場合価値のないゴミと同じものが多いのです。
亡くなった本人にとっては、思い出の詰まった大切なものであっても、ゴミになってしまうのです。
また、最悪の場合は、古い家と大量の荷物で、家の解体費用も出て、何百万円の出費になった等ということもあるようです。

 

他のトラブルとして、生前整理をしていなかったために、残された子供の間で遺品整理の処分費を押し付けあったり、金目の物だけ持っていく兄弟がいたり、醜い争いに発展するケースもあります。
生前整理をしておけば、争うこともなかったことが、親族間で遺品をめぐって相続トラブルになったりもします。
生前整理の一環として、遺言書を作成することも大切ですね。

このようなトラブルを防ぐためにも、御自身が健康なうちに、生前整理を自ら進めいくことが大切なことです。

 

まとめ

生前整理は、残される家族への思いやりと、ご自身の生きた証の整理です。
決して、不謹慎なことではなく、御自身や残される家族が人生を豊かに生きるための方法なのです。
生前整理をしながら、残された人生の過ごし方、家族との時間を大切に、過ごしてみませんか?

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