高尾山紅葉狩りの時期はケーブルカーとリフトどっち?服装は
高尾山は都心から電車でわずか45分の場所にある自然豊かな山です。
ミシュランの三ツ星に認定されたことによって、現在では県外や外国からも多くの人が訪れるハイキング、トレッキングの名所になっています。
標高は約600mメートルで、山の中腹まではケーブルカーやリフトも行かれることも子供からお年寄りまで気軽に山登りを楽しめると人気の要因のひとつです。
自然を満喫できる高尾山ですが、その中でも紅葉シーズンは必ず一度は行ってほしい季節でおすすめです。
高尾山の紅葉狩りの時期はいつ頃が見頃?
高尾山の紅葉の見所はなんといっても色づく木々の種類の多さだと思います。
イロハモミジ、カジカエデ、イヌブナ、イタヤカエデ、シラキなどが楽しめます。
高尾山には約1200種もの植物が生息しているので、紅葉の時期になるとその植物たちが色とりどりに色づくので、まるで山が燃えているかのように見ごたえのある紅葉になります。
高尾山の紅葉の見ごろは、その年の気象条件によっても変わりますが、大体11月中旬から始まり12月中旬まで約一ヶ月間楽しむことが出来ます。
高尾山の紅葉狩りのおすすめスポットはたくさんあるのですが、高尾山に行ったらぜひ見ておきたいのが真っ赤に色づいた「いろはもみじ」ですね。
初めて高尾山を訪れるのなら、自然研究路一号路(表参道)がいろはもみじの数が多いので特におすすめです。
山頂を目指す人達で混雑はしていますが、道幅が広く薬王院まで舗装されている道なので比較的登りやすいし、安全にゆっくりと紅葉を楽しむことが出来ます。
また、自然研究一号路にはみどころのスポットのひとつの薬王院があり、薬王院の大師堂や山麓別院不動院などと美しく色づく紅葉のコントラストは最高の景色なので見ごたえがあり見るものを圧倒します。
高尾山はケーブルカーとリフトどっちが良い?
高尾山が気軽に登山ができる山なのは標高が約600メートルということもありますが
ケーブルカーとリフトの両方があるので山頂まで行きやすいのが理由のひとつだと思います。
でも利用するのに両方あるとケーブルカーとリフトどっちが良いか迷ってしまいますね。ここではケーブルカーとリフトそれぞれの良い点を上げていきたいと思います。
ケーブルカーは清滝駅~高尾山駅で運行していて、乗車時間は約6分です。
リフトは山麓駅~山上駅を運行していて乗車時間は12分です。
料金はケーブルカーもリフトも同一料金で
大人(中学生以上)片道480円(往復930円)
子供 片道240円(往復460円)
◆ケーブルカーの良いところ
・リフトにもいえますが体力が温存できるところです。
気軽に登れるといっても山なので、登山に慣れている人なら良いのですが、山登りに慣れていない人がいきなり登山をするのは大変ですし子供やお年寄りなど体力に自身がない人には最適な乗り物だと思います。
また、登山道とは違った経路を運行しているので、登山道とは違った景色を堪能できることも得した気分になれますね。
・ケーブルカーの終点駅の高尾山駅のほうがリフトの終点駅の山上駅よりも標高差で30メートルくらい高いので、余分に上らなくてすむところです。
リフトの場合はリフト降り場からケーブルカー降り場まで階段を上らなくてはなりませんので結構大変です。
・天気に関係なく乗れるところ リフトは雨だと濡れますし、風が強いときは揺れますが、ケーブルカーは天候にあまり左右されません。
◆リフトの良いところ
・乗車時間がケーブルカーよりも長く速度も遅いので景色がゆっくり見られるし、ケーブルカーのように周りが囲まれていないので、じかに大自然を満喫できます。
・ケーブルカーに比べて静かなところ。
ケーブルカーは一度にたくさんの人を運ぶので機械音(モーター音)が大きいですが、リフトはそれがないので、周りの鳥の鳴き声や木々のざわめきの音などを感じながら乗れます。
ただ、紅葉狩りシーズンなどの混雑時は、リフトは乗る人数が2人ずつなので待ち時間が長くなりますので、注意が必要ですね。
それぞれの良い点がありますが、往復券を購入すれば同じ切符でどちらに乗るか選べるので、行きはリフト、帰りはケーブルカーなど自分の好みで選べるところがうれしいしお得ですね。
ひとつ気をつけたい点が帰りのリフトは傾斜がかなりあるので、落ちていくような感覚なりますので高所恐怖症の人は注意が必要です。逆にスリルを味わいたい人にはお勧めですよ。
◆紅葉狩りの時期の注意点は?
紅葉狩りのシーズンはケーブルカーやリフトはかなり混雑して待ち時間が1時間くらいのこともあります。
混雑に巻き込まれないで静かに紅葉を楽しみたい人は、早朝に高尾山に行くことをおすすめします。
午前9時くらいまでには、高尾山口駅に付くようにいくと混雑に巻き込まれずにゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
土・日はもう少し早いほうが良いかもしれません。
高尾山で紅葉狩りの服装は?
紅葉狩りのシーズンは多くの人で混雑が予想される高尾山は標高約600メートルといっても山なので服装や持ち物はしっかりとした準備が必要になりますし、秋は朝晩と日中の寒暖の変化が激しい時期なので、昼間は暖かくても朝晩は冷え込むので、特に登山をする場合は注意が必要です。
◆紅葉狩りの服装は?
・服装
まずは動きやすい服装で長袖・長ズボンが鉄則ですね。中に着る肌着類は汗などで濡れたときに乾きやすい化繊のものが良いでしょう。
綿100パーセントの素材のものは乾きにくいし、汗が冷えて体調を悪くする原因になることもあるので避けたほうが良いですね。
秋でも紫外線はまだまだ強いので帽子は必需品です。
・靴
高尾山の登山コースは6号路までありますが、メインの一号路であればスニーカーでも大丈夫です。
そのほかのコースで特に上級コースを登る場合はトレッキングシューズを履いたほうが安全面を考えても安心です。
特に岩などの足場の悪い箇所があるので怪我防止のためにもトレッキングシューズのほうが良いですね。
◆持ち物
・雨具
レインコートなどの雨具は必ず必要です。
山の天気は変わりやすいので突然の雨に降られることも考えられますし、急な冷え込みのときに防寒着としても使えます。
・水分や食料
登山で水分補給はもっとも重要ですので、水筒やペットボトルなど水分は多めに持っていたほうが安心ですね。
また、疲労したときのためにカロリー補給のためのカロリーメイトやゼリータイプなどの栄養補助食品などは持参したほうが良いですね。
万が一の時の非常食にもなりますし、かさばらないのでかばんのポケットなどに常備しておくと安心です。
糖分補給のために飴などもあるといいかもしれません。
・防寒着と着替えの服
高尾山ともいえども山頂では山のふもとより3~5度近く温度が低いです。
防寒着は必ず持っていくことをおすすめします。
雨や汗で濡れたりした場合も想定して着替えは(特に肌着など)準備したほうが良いですね。
・タオル
・ビニール袋 濡れたものを入れたりちょっとしたものを入れるのにあると便利なので、かさばらないので2~3枚入れておくといいですよ。
・ライト
下山などが暗くなってからの場合などは、足元が暗くてよく見えないことがあります。
足元が見えないと転倒などの危険があるのでもっていったほうが良いですね。
懐中電灯までは必要ないですが、サイズの小さなペンライトのようなものはあると便利です。
特に紅葉狩りのシーズンは、太陽が沈んだと思うと一気に暗くなる季節なので、怪我予防や道に迷わないためにもライトがあると安心できますね。
これくらいの持ち物を準備していけば楽しい高尾山登山が楽しめると思います。
高尾山はリフトやケーブルカーなどで山の中腹まで上れますし、気軽に登れる山のイメージが強いので、準備もせずに軽装で出かける人も最近は特に多いようです。
事故や怪我などを防ぐためにも、しっかりとした準備をしていくことは山を楽しむためにも必要なことですね。
まとめ
高尾山のもみじはとてもすばらしいので、紅葉狩りの季節にはぜひ訪れてみたい場所のひとつですね。
都心からのアクセスも良いので紅葉シーズンはたくさんの人で賑わいますが、高尾山に登ってしばし都会の喧騒から逃れて、大自然に癒されるのも良いかも知れませんね。
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