鯉のぼりはいつからいつまであげれば良い?飾る時期を教えて!
5月が近づくと、あちこちで鯉のぼりを見かけるようになりますね。
風に吹かれて泳いでいるのは壮観でもあり、心が温かくなります。
さて、お子さんができて、自分の家で鯉のぼりをあげるとき、いつから飾ればよいのか、迷ったことありませんか?
迷っているうちに、一つ、また一つ、他の家で鯉のぼりが上がり始めます。
ちょっと、迷っているあなたに、「いつから飾るか?」の目安となるものを、探っていきたいと思います。
鯉のぼりはいつからあげればよいのですか?
端午の節句(こどもの日)に飾る鯉のぼりですが、5月5日の1日だけ飾るということはないですよね。
では、鯉のぼりは、いったいいつからあげたら良いでしょうか?いつから飾るものなのでしょうか?
実は、鯉のぼりを飾る期間については、正式にいつからいつまでと決まっているわけではないんです(*^^)v
ですので、実際うちのご近所を見渡してみても、4月になった頃から徐々に鯉のぼりが飾られ始め、5月の中旬頃までにはだんだん減っていき、そのうち見かけなくなる・・・というのが毎年のパターンのようです。
まず知っておきたいのは、自分の地域の端午の節句の日を知ることです。
「えっ!5月5日に決まってるでしょう?」とお思いのあなた・・・
実は、月遅れの、6月5日に行うところもあるのです。
お盆や、七夕をひと月遅れで行うのと同じです。(旧暦ではなく、月遅れです)
5月5日は、国民の祝日になっているので、地方でも月遅れではなく、5月5日に行われるのが一般的ですが、
私の知ってる限りでは、長野県は、ひと月遅れで行うのが一般的だそうです。
埼玉県の一部も聞いたことがあります。
沖縄地方はほとんどが月遅れです。
引っ越しで新しい土地にきた人は、近所の人に聞いてみてください。
≫≫≫端午の節句の由来や意味を教えて!鯉のぼりはなぜ飾るの?
では5月5日に端午の節句を祝うところで、ということでお話ししますと、
これについても、地域差があるようですよ。
一般的に、関東と関西に分けてみると、
関東⇒3月20日頃~5月5日頃(春分の日から)
関西(あまり聞かないですが)⇒4月3日頃~6月5日頃(ひな祭りが終わってから)
と、おおざっぱに言えます。
へ~!春分の日から飾っていいんですね~!
でも、いざ飾るとなると、上記の説明では、余計悩んでしまいますよね^^
地域差があるということも頭に入れつつ、5月5日が端午の節句という地域だとしてお話ししていきます。
飾り始めは、「春分の日」からOKですなんです(今年、2016年は3月20日)
意外と早いですね^^
二十四節気を元に探ってみると、(「暦の上では~~」って言う)
そうすると、4月5日の「清明(せいめい)」 が良いようです。
(今年、2016年は4月4日が清明です)
春分から数えて、15日目くらい。
「清明」とは、春先の清らかな季節という意味があります。
お日柄についてはどうなんでしょうか?
これについても、「大安」でなければならない等のきまりはないですので、気になさらなくてよいと思います。
気になさる方は・・・
ちなみに、今年の清明後の「大安」は4月5日、4月9日、4月15日、4月21日、4月27日です。
私なりの結論としては、お日柄はあまり気にせず、
4月5日辺りの、晴れた日に飾りましょう!^^です。
そんなわけで、だいたい4月の中旬くらいまで、遅くとも4月中には飾ってくださいね。
鯉のぼりはいつまで出すのですか?
鯉のぼりをいつまで出しておくか?・・・これも決まりがありません。
これは、5月中旬くらいまでにはしまうという目安で考えておいてよいのではないでしょうか。
でも、せっかくですから、二十四節気で見てみましょう^^
5月5-6日が、「立夏」
その次が5月21-22日の「小満(しょうまん)」 が良さそうですね。
「麦畑が緑黄色に色付き始める」頃になります。(ウィキペディアより)
「小満」までの天気の良い日を選んでしまいましょう!
特に空気の乾燥している日が良いです。
カビが生えないように(*^^)v
間もなく梅雨に入りますので^^
鯉のぼりを飾る時期を教えて!
以上のように、4月4日頃飾って、5月の中旬ころにしまうのが良いようです。
ただ月遅れの所は、4月3日ひな祭りが終わってから鯉のぼりをあげて、6月中旬ころに、しまうということになります。
鯉のぼりを飾る目安ができましたね。
あとはご自分の考え次第で、日にちを決めて飾ってくださって、大丈夫です。
そうそう!出すときもしまうときも天気の良い日にしましょうね(*^^)v
毎年飾るものだから、大切に扱ってください。
まとめ
鯉のぼりについて、由来やその意味をきちんと知ったうえでお祝いできるというのは、やっぱりいいですよね。
今年は、こいのぼりの意味をしっかり知ることができたので、息子たちの端午の節句を、いつもとはちょっと違った気持ちで、息子たちの成長を喜び、願い、お祝いしたいと思います。
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