うつ病で自立支援医療制度申請で自己負担額3割から1割に!

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みなさん、うつ病になってからの困り事って、どんなものがありますか?

体調や精神面の症状などもそうですが、「お金」も大きな困り事の1つではないでしょうか。

特にうつ病になると働けなくなったりして、収入が下がったり、なくなったりすることも少なくないのが現実です。
そのために、お金に関する制度は是非とも知っておきたいところ。

今回は、そんな制度の1つである、「自立支援医療制度」について、お話ししたいと思います。

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自立支援医療制度って、何?

「自立支援医療制度」は、心身の障害を無くしたり、軽くしたりするための医療についての医療費の自己負担額が軽減される制度です。
自治体による部分はありますが、申請すると自己負担額が1割〜無料になるところもあります。

この「自立支援医療制度」は「精神科通院医療」「更生医療」「育成医療」の3つの分類があります。

今回は、そのうちの「精神科通院医療」についてお話ししていきます。

 

どんな人が受けられるの?

「精神科通院医療」の対象に含まれる病気は以下の通りです。

img src=”https://shizukulog.com/wp-content/uploads/2018/04/062.png” alt=”” width=”8″ height=”8″ class=”alignnone size-full wp-image-1789″ /> 統合失調症
 双極性障害
 うつ病
 PTSDなどのストレス関連障害
 パニック障害などの不安障害
 薬物などの精神作用物質による急性中毒または依存症
などです。

つまり、精神疾患があればほとんどの場合、受給が可能です。そのほかにも、認知症や知的障害、てんかんなども含まれます。

そしてこの制度は、症状がひどい時だけでなく、症状が軽くなったり、消失した後も、再発の防止や寛解状態の維持などに精神科に通院する必要があれば使える制度です。

うつ病になると長く病院にかかることが多いので、申請しておいて損になることはまずない制度です。

ただ、自立支援医療制度は、申請時に登録した医療機関と薬局でしか使うことが出来ませんので、注意が必要です。

 

申請の方法は?

そんな自立支援医療制度ですが、申請に必要なものやお金、時間はどのくらいなのでしょうか。

申請に必要なもの

 主治医の診断書
自立支援医療制度を利用しようと思ったら、まずは主治医の先生に相談しましょう。必要になる内容の診断書を作成してくれます。
この時、初診日から3カ月が経過していることを確認した上で、診断書を作成してもらいましょう。

 印鑑
シャチハタは不可ですが、認印はOKです。

 保険証のコピー
自分の保険証だけでなく、同居の家族のうち、同じ健康保険の被保険者の保険証全てのコピーが必要になります。
私が申請した時のことを例に取ると、我が家は父と私が国民健康保険、母が共済健康保険でした。ですので、私の健康保険証と一緒に、父の健康保険証のコピーも提出しました。

 身元確認の出来る書類
免許証やパスポートなど、写真付きの書類なら1枚、保険証や年金手帳の写しなど、写真の無いものなら2枚必要です。

 マイナンバーの確認できる書類
個人番号カードや番号通知カードなどが必要になります。

 

おおむね上記のものになりますが、自治体によって異なる場合や、この他に必要な書類がある場合もあるので、申請の前に、インターネットで調べたり、
役所に連絡を入れるなどして確認しましょう。

役所の担当窓口は、障害福祉課や障害支援課といった、障害担当の窓口です。

 

申請にかかるお金

申請時に役所に何かお金を払ったりする必要はありませんが、主治医の診断書が必要になるので、その分の代金がかかります。
診断書代は病院によって異なりますが、概ね5000円以下で手に入ります。

また、郵送で手続きをする場合には、切手代などが別途かかります。
最初に少しお金はかかりますが、その後の医療費のことを考えると、あっという間にもとが取れる金額です。申請することをお勧めします!

 

申請にかかる時間

役所で申請してから受給者証が届くまで、おおよそ1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかります。
その間は役所で申請時に貰える申請書の控えが受給者証の代わりになりますが、医療機関や薬局によっては、3割負担のままになることがあります。

このような場合でも、受給者証が届いた後に、申請日に遡って医療費を返して貰うことが出来ます。
また、この制度は、受給の条件が「初診日から3ヶ月が経過していること」です。ですので、最短でも3ヶ月かかるということになります。

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申請前に確認しておいた方がいいこと

自立支援医療制度は、申請時に自身で指定した医療機関や薬局でのみ使用が可能な制度です。

そのため、申請する際に書かなくてはならないのが、「指定する医療機関や薬局の住所や電話番号」です。
多くの場合、主治医の先生がいる病院と、いつもお薬を貰っている薬局になるかと思うのですが、この2つ、名前は覚えていても、正確な住所や電話番号となってくると、とっさには出てこないという方も多いのではないでしょうか?

申請前にあらかじめ確認して、メモをとっておいたり、申請時に病院や薬局の領収書を持っていく等して、住所や電話番号が書けるようにしておきましょう。
ちなみに筆者は、申請時に薬局の住所や電話番号がわからず、結局後日申請し直しに行きました…。

病院と薬局の住所や電話番号、是非とも押さえておきましょう!

 

自分の医療費の場合、具体的にどのくらいお得になるか計算してみた

お得になる!っていうのは分かったけど、じゃあ実際どのくらいお得になるの?と疑問に思われた方もいらっしゃるかと思います。

 

そこで、具体例として、筆者の場合はどうなったかの計算をしてみました。

現在、筆者は1割負担となっています。その状態での医療費は、月1回の通院で、病院の診療代が470円、1ヶ月の薬代が860円で、その合計は1,330円です。

では、これが3割負担の場合はどうでしょうか?
まず、月1回の診療代が1,410円となり、1割負担の場合と比べるとその差は940円になります。
そして薬代は、3割負担の場合は2,580円。1割負担の場合との差額は1,720円になります。

合計金額で考えると、3割負担の場合、3,990円になり、1割負担の場合と比較すると、その差は2,660円!結構大きい金額なのが分かっていただけると思います。
そして、この差は1ヶ月で比較した場合の差。1年間での差額を計算すると、その差は31,920円にも上ります。

 

筆者は比較的、飲んでいる薬が少ない方ではありますが、それでもこれだけの差異が出ています。

精神科の薬は、そもそもの単価が高い新薬が多かったり、症状によっては多くの薬が出されることもあるため、その薬代は馬鹿になりません。人によっては、自立支援医療制度を利用したことにより、1ヶ月の薬代を5,000円以上削減出来たという方もいらっしゃいます。

是非、自立支援医療制度を申請しましょう!


 

病院ではなぜか教えてくれないことが多い

ここまで自立支援医療制度について、お話しさせていただきましたが、「えー、でも、そんな制度があるなんて、病院で聞かなかったよ!」と言う方もいらっしゃるかもしれません。

筆者はうつ病になる前に福祉系の職場で働いていたこともあり、たまたま知っていましたが、主治医の先生からは、こちらから申請したいと切り出すまで何の話もされませんでした。

インターネットで、同じくうつ病などで精神科にかかっている方のブログ等を拝見すると、この制度や、障害年金などについても、全く教えてもらえなかったという方が少なくありません。

病院は病気の診断や治療を行うところだから、制度についての説明はしてもらえなくても仕方ない…という考え方もありますが、患者側からすると、負担が大きく変わってくる部分があるので、きちんと病院から話をしてもらいたいものですね。

ただ、逆に病院から教えてくれる場合も多いです。
病院にケースワーカーの方がいて、手続きの説明や、手続きまでやってくれる病院もあります。

 

うつ病時の自立支援医療制度申請に関するまとめ

ここまで、自立支援医療制度についてお話しさせていただきましたが、どんな制度なのか、お分かりいただけましたか?

細かい話は抜きにして、最後にこれだけはもう一度言わせていただきます。

「自立支援医療制度を使うと、医療費の負担がぐっと減る!」
「医療費の負担だけでなく、お金の心配によるストレスも減らせます!」

申請時は、申請書の書き方などは役所の方が細かく教えてくれるので、結構簡単に申請が出来ます!

是非とも自立支援医療制度を申請しましょう!

 

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