人前のスピーチで緊張しない7人の方法。あがらない対策と呼吸法

公開日: 

人前のスピーチ、緊張しますね。結婚式のスピーチ、会社のプレゼン、受賞の挨拶、葬儀の喪主としての挨拶。

私もスピーチで、足が震えて、声が詰まってうまく話せなくなったことがあります。

人前のスピーチで、実践した緊張しない方法を7人の方に紹介させていただきます。

スポンサードリンク

 

もくじ

人前のスピーチで緊張しない方法は、呼吸法で一発解決
人前で緊張しないためにはゆっくり読むこと
人前のスピーチは、話す相手を一人に絞る
スピーチしている私を、他人にしてしまう。
歌で緊張しない呼吸法
万全の準備をすること
本番前は、人と接することなくぼんやり妄想をする。/a>
人前のスピーチで緊張しない方法のまとめ

 


人前のスピーチで緊張しない方法は、呼吸法で一発解決

元・放送関係者です。仕事をやめた今でも、人前で緊張するということはありません。でも新人時代は緊張で胃炎になるほどでした。そんなとき、上司から教えてもらった緊張を解く方法をご紹介します。

 まず、よく「観衆を芋だと思え」などというのがありますが、それは無理です。芋相手によい話などできるはずがありません。目の前に並ぶ観衆が本当に芋だと思える人がいたら、逆にちょっと心配です。

 

緊張を喜べ

まず第一段階として、「緊張を喜べ」です。心臓がいつもより早く動き、たくさんの酸素を血液に送ってくれている。アドレナリンが出て、興奮している。いいぞ、身体も応援してくれてる!やってやるぞ!と、緊張を嫌がらないことです。緊張を解く、というよりは緊張とつきあう感じです。

 

呼吸

第二段階として、自律神経をコントロールできるのは唯一「呼吸」です。

第一段階の「よろこべ」で自分をごまかせず、どうしても落ち着かせたい、少しでも落ち着きたいと素直に思ってしまったら、呼吸で自分をコントロールします

まず、10秒かけて鼻からゆっくりと息を吸います。お腹がぱんぱんになるくらい、腹式呼吸で吸い続けます。

10秒吸ったら、ぐっと息をとめ、とめたまま10秒かぞえます。

このとき、自分の心臓のドキドキがよく聞こえるはずです。10秒とめたら、今度は10秒かけて、口からゆっくりと息を吐き出します。

あまりに緊張しているときは、この1セットができない自分に気がつくはずです。

気がついても大丈夫、あらためて挑戦しましょう。

できるようになったら、1セットやったら10秒くらい普通に休み、また次の1セットを繰り返します。

これを数回繰り返すことで、心臓の鼓動は必ずゆっくりになるはずです。10回くらいやると、あくびが出てくるはずです。これは身体のしくみです。

 

緊張していたはずが、あくびが出るほどリラックスできれば、もう大丈夫。これは誰がやっても同じはずです。

でも一番いいのは、今、私がもう緊張しないように、「慣れる」ことですけどね。

 


人前で緊張しないためにはゆっくり読むこと


私は人前ではかなり緊張するタイプで、頭が真っ白になったり言葉を噛んだりしてしまいます。

人前で話すと必ず失敗するのでいつも途中で逃げたくなります。

会社では人前で話す機会が多いので、そんな自分を変えたいと思い自分がスピーチしている音声をスマホでとってみることにしました。人から見た自分のスピーチがどうしても気になったのです。
録音されていた自分のスピーチを聞いてとても驚きました。

 

自分で聞いてみて初めて緊張して早口になっていることに気がついたのです。スピーチの内容が全く入ってこないくらい早口でした。

自然と早口になってしまっていたから言葉を噛んだりしてしまったんだと思いました。そこで緊張しても早口にならないために原稿を2倍の速度で読んでみることにしました。

スピーチの前には深呼吸をし、堂々と人前に立つことを心がけました。また、スピーチ中は前にいる人達のことは忘れるように努めました。

原稿を2分の1の速度で読んでみると緊張して高鳴っていた鼓動がだんだん落ち着き初めて自然とリラックスできました。

ゆっくり読むことで言葉も噛まなくなり、頭が真っ白になることもありませんでした。最後まで落ち着いて人前で話せたことが初めてで嬉しくて涙が出ました。

聞いていた人達も聞き取りやすかったようで、いつもよりも質問があがりました。上司からの評判も良く、私の新しい提案が初めて受け入れられたのです!緊張しないで話せることはこれほど素晴らしいのかと感動しました。これからもゆっくり読む方法で緊張せず頑張っていきたいです。

 


人前のスピーチは、話す相手を一人に絞る


職場や学校生活を送っていると、大勢の前でスピーチをしなければならない瞬間ってやってきますよね。

あれって意外と緊張しませんか。

以前私がためした方法で、ちょっぴり緊張が解けてうまくいったものがありますので、いくつか紹介しますね。

まず人前でスピーチするときに、たくさんの人を見てしまうと、緊張のボルテージがグンと上がることがあるんです。
あの人怖そう・・とか、あの人斜に構えてみているのでは・・と、妙に気になってドキドキしてしまんですよね。

そこでおすすめなのが、誰か一人に絞って、その人に向けてしゃべるという方法です。なんとなく優しそうな人や、知り合いに似ている人、同性で同じ年代の人など、だれか特定の人を決めてその人に向けて話すようにすると、緊張が和らぎますよ。

 

また、スピーチで緊張しない方法としては、あえて視線を遠くにとばすのもよいですよ。みんなの視線を意識するとすごく緊張してしまいます。

目を見ると冷や汗をかいてしまいますよね。
ですので、何もない遠くの壁を見て話すようにするだけで、スムーズに言えるようになることがあります。

あとは、スピーチ内容をこれでもか!というくらい練習しておくと、あっけなく終わることがあります。有名なスポーツの選手もそうですよね。

練習に練習を重ねているからこそ、ここぞという場で本来の力が発揮できるのです。

何度も何度も練習してからスピーチすると、あの緊張はなんだったの?というくらいにスムーズに言えたという経験があります。

スポンサードリンク

 


スピーチしている私を、他人にしてしまう。


人前でスピーチをすると緊張してしまう人は多いです。ほとんどの人が緊張し、しない人の方が少ないでしょう。
年間に多くのステージをこなすアーティストも芸人も、出演する間際まで緊張していると言います。

私も中学、高校と6年間演劇をやっていましたが、どれだけ舞台の経験を詰んでも、この緊張感だけはとれないままでした。
そして社会人になり、様々な場面で人前に出ることはありますが、やはり緊張感は拭えません。だから、もう緊張を無理になくそうとは考えなくなりました。

とはいえ、緊張していると手が震え、声が震え、言葉が言葉になりません。
言葉が届かなければ、人は耳を傾けてくれません。

 

そこで私がしていることは「他人になる」ことです。
自分でありながら自分ではなくなるのです。これは演劇をやっていたからできることではなく、おそらくは人前に立ってスピーチをしなければならない人の多くが無意識にやっていることだと思います。

スピーチをする時、大抵はあらかじめ話す内容を考え頭の中に入れていきます。
まるまる文章を暗記する人もスピーチの大筋だけをまとめていく人もいるでしょう。

そして、いよいよスピーチをする。深呼吸して気合をいれた時に、無意識に自分ではない誰かになっているのです。

スピーチをする時に自分を意識していれば緊張は酷くなるばかりです。委縮して声が出なくなります。それ以前に頭が真っ白になるでしょう。

 

スピーチをする時に緊張する人は、まず第一声に気合を入れてみてください。
そして何も考えずに頭の中に入れて来た言葉だけに意識を集中させてください。
身振り手振りを交えてもいいかもしれません。すぐには認識できなくても、続けているうちに、自分が「誰か」になっていることに気づくはずです。

緊張をなくすのは無理だと悟ること。
そして、自然に任せることです。
これが緊張を緩和させる方法だと思っています。

※画像3

 


歌で緊張しない呼吸法


わたしはボランティアで、老人ホームで歌を歌わせてもらっています。
無償とはいえ、人前で歌うのは緊張するものです。

何とか緊張せずに済む方法はないかと、本やネットで色々と調べて、わたしなりの緊張克服方法を考えました。

まず、深呼吸です。

ただ息を吸って吐くだけではなく、ちょっとしたコツがあります。最初に軽く息を吐き切ってから、深く息を吸うのですが、この時お腹を膨らませながら4秒間数えてください。

意識は完全に呼吸に集中させてくださいね。4秒間息を吸ったら4秒間息を止めます。

そして今度は8秒間かけて、ゆっくりとお腹をへこませながら息を吐き切ります。この深呼吸を5回ほど繰り返すと、かなり脈拍も落ち着きますし、緊張で浅くなっていた呼吸も深くなります。
意識は呼吸に集中していますので、深呼吸している間は、緊張するスピーチのこともつかの間忘れられますから、効果は抜群です。腹式呼吸を使った深呼吸法、ぜひ試してみてください。

 

そしてもうひとつの方法は、日頃からインターネットをチェックして、一目みただけで爆笑してしまうような画像を集めておき、人前でスピーチをする前にそれらを見てみて下さい。

思わずぷっと吹き出してしまったり、にんまり笑ってしまうと思いますが、その少しの笑いが緊張の解消にはとても役立ちます。緊張でがちがちに固まっていた体がほぐれ、気持ちに余裕ができるのです。

ちょっとした工夫で緊張は克服できます。自分に合った克服法を見つけて、スピーチを乗り切りましょう。

 


万全の準備をすること


私は職業柄人前で話すことがよくありますが、元々人前で話すことはそんなに得意ではありません。

しかし、そんな人前で話すということを
「万全の準備をする」
という方法で乗り越え、今では年に100回近く人前で話す機会を頂いております。

私が初めて講師の仕事を引き受けた時、100人近くの生徒の前で緊張であがってしまい、頭の中が真っ白になって何も話せなくなり笑顔で乗り切るという経験をしたことがあります。

元々苦手だと上司には伝えていましまが、そんな私に乗り越えることを期待して任していただいた上司の期待に添えず、その時は物凄く落ち込みました。
しかし、この経験を次に生かさないと二度とこのような仕事を任せてもらえないと思い、仕事を受けてから現在に至るまでの自分分析しました。
 

その結果わかったことは、緊張は何も人前に立った時に始まったわけではなく、話す前からすでに緊張が始まっていたということでした。

つまり、私は人前で話すということにとらわれ過ぎて、肝心のスピーチの内容や話し方の練習など、細部まで詰めた準備が不足していたのです。
準備不足から、人前で話すということに対して失敗するかもという恐怖心をどんどん大きくしていきました。

それが発表前から続く緊張です。人前で話すということを自分の中で勝手に難しくしていったのです。

例えば皆様が人前で、今あなたが一生懸命取り組んでいる仕事や趣味についてや、人生の大きな成功体験の自慢について話すということを考えてみてください。

緊張しますか?
逆にどんどん話してしまうのではないのでしょうか?

何故でしょうか?
それは自分の中で何度も考え、何度も言葉にし、その内容に自信を持っているからです。
人は自信を持てば聞いて欲しいものです。

それと同じです。
発表が決まったら、とにかく全力で準備すること。質問されそうな内容、カッコいい話し方、細部までイメージして練習して臨むこと。
そうすればあなたは、きっと人前でそのスピーチを披露したくなります。

そして普段からその習慣がつけば、突然のスピーチをふられることになっても大丈夫。
目の前に何人いようと同じです。
あなたは自信たっぷりにスピーチが出来るでしょう。

「万全の準備をする」、それが人前のスピーチで緊張しない私が実践している方法です。

 


本番前は、人と接することなくぼんやり妄想をする。


スピーチではないんですが、私はバンドをやっていて、ギターとボーカルもやっています。
ライブの時は、皆さんと同じように緊張します。

ある程度練習して、自信を付けますが、本番当日は、もう泣いても笑ってもその時は来るので、腹をくくります。そして開き直ります。

それでも本番前は緊張している私がいるのですが(笑)

私がやっている落ち着く方法は、まず30分前にバンドのメンバーと離れて、誰もいないところへ行きます(トイレでも会場の外に出ても良いです)

そして、ただ一人で目をつむってぼんやりします。頭の中が無になるくらいぼんやり。
そして階段を一歩ずつゆっくり上がっていく自分を想像します。(もうライブで緊張することは忘れています)

1階から2階、2階から3階。もうこのころには軽い睡眠状態になります。

 

これ実は、うつ病の「催眠療法」で実際にやっている、一部分を実践したものです。

私はうつ病でした(寛解はしていないですが)その時「催眠療法」を受けたことがあります。
施術する方が言ってたことの一部で「あなたの前には階段があります。さあ!それを一歩ずつ登っていきます。ゆっくりと一歩ずつ」という所を切り取って、頭の中で、落ち着きを持って想像します。

男性の低い声を想像しながら、ゆっくり一歩ずつ階段を上がることを想像して下さい。

これが結構落ち着くのです。(ライブ前のドキドキ、そわそわが無くなってきます)

その後本番前までは、できるだけ、ボ~っとしてください。 
そして本番直前「良し!」と気合を入れて舞台に出て行ってください。

バンドの人や、スポーツをする人たちが輪になって、気合を入れているのをテレビなどでよく見ますね。

それを一人でもやりましょう。

ぼんやりして落ち着いたあとに、気合を入れて臨むと、自然と緊張感は取れて演奏できる私がいます。

一度試してみてください。

 

人前のスピーチで緊張しない方法のまとめ

人前のスピーチで緊張しないように実践している方法をあつめ、その中から役に立ちそうだと思う7人の方の方法を載せてみました。

やり方は人それぞれで、自分に合いそうなものを実践してみてください。

呼吸法や、催眠療法などは、心が落ち着きそうな気がします。

落ち着いたら「ゆっくり話すこと」を肝に銘じて、スピーチしましょう。

最初は失敗するのは当たり前、経験を

 

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑