ガーデニングの暑さ対策を知りたい!強い花や弱い花は?

公開日:  最終更新日:2015/08/15

ガーデニング

今年も、記録的な猛暑が続いてますね。
せっかく大切に育てた庭の花や木も、こう暑くては、元気がなくなって、今にも枯れそう・・・なんてことになってませんか?
ここでは、ガーデニングする時の暑さ対策にスポットを当てていろいろとお話していきましょう。

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ガーデニングの暑さ対策を教えてください。

夏のガーデニングは、暑さ対策が大切です。水やりを欠かさずすればいいのでは?と単純に思ってしまいますが、水やりひとつとっても、水やりのタイミングもあるんですよ!

・水やりについて

時間帯は、朝が一番いいんです。もしくは、太陽の沈む夕方5時以降にやりましょう。なぜなら、日中は温度が高すぎて、せっかく水をやっても、水がお湯になり植物を傷めることになるからです。
確かに、日中の地面は、猛烈に暑いですよね・・・。
土の表面が、すぐにからからになるようでしたら、一日2回、朝と夕方に水やりしましょう。
暑さで植物がぐったりしているからといって、すぐに水やりするのは厳禁です!暑い日の日中に水をやると、すぐにお湯状態になり、さらに植物を痛めることになりますよ。
また、花が咲き始めている場合には、上から水をかけず、じょうろなどで根元に水をやります。
晴れた日の日中に、葉に水をかけることも、厳禁です!水滴がレンズのようになり、逆に光が葉っぱに集中して、葉が痛みます。

もし、夏のお盆などに帰省したり旅行して水やりが出来ない時はどうしたらいいのでしょうか?
ガーデニングの悩みの一つで、「夏場の留守中の水やり」は、困りますね。

 

アイデアと工夫でなるべく地面が乾かないようにする方法をお教えしちゃいましょう。

※腰水
長期間、留守にする場合は、大きい桶に水をはり、その中に鉢を並べます。「腰水」というのですが、鉢底が数センチ水に浸かった状態にします。
注意点は、水が太陽の光でお湯になってしまうので、置き場所は半日蔭がベストです。

※鉢を地中に埋める
素焼き鉢は、側面から土の中の水分がしみこみます。これを利用して木陰や塀の陰になる場所を選び埋める方法もありますよ。

※自動給水ノズルを利用
どういったものかというと、百聞は一見にしかずで、こちらをご覧ください。

≫≫≫ 自動給水ノズル

空きペットボトルに水を入れてノズルをはめ、土中に差すだけの手軽さで自動的に給水出来ます。

さらに、こんな、便利商品もあるようですよ↓↓↓

※タカギのかんたん水やりタイマーセット (簡単電池式!水分センサー付 !)

 

タイマー予約で「決まった時刻」に「決まった時間」だけ、自動で水やりできます。留守中や旅行中の水やり、また毎日の水やりが大変という方に最適♪
さらに、驚きは水分センサーで土の水分量を感知し、土が乾いている時のみ水やりする事ができるというすぐれものです。

筆者は、このような画期的な物を使用したことはありませんが、便利そうですね。
ただ、水やりをしながら、植物の様子を観察できたりもするので、ずっと、自動水やりだけに頼らず、たまには、ご自分で植物の様子を見ながら水やりして下さいね。

※水やりヘルパー 植物用土壌保水剤、保湿剤

 

日陰などを作り暑さ対策について

植物は、ずっと太陽の暑い日差しを浴びれば、さすがにくたびれてしまいます。日陰などを作ったり暑さ対策が必要です。

1、エアコンの吹き出し口などには、植物は置かない。乾燥し生ぬるい風で枯れてしまいます。

2、グランドカバー、マルチング
グランドカバーは、草丈が低く、横に広がるグランドカバープランツを周囲に植えて、地面の乾燥を防止します。見た目も、地面が緑に覆われておしゃれなガーデニングになります。
草木の根元や土の表面は、乾燥しやすいので、藁や落ち葉でカバーすると、乾燥が防げます。これをマルチングといいます。
焼杉チップ、水苔、刈り取った雑草、選定した枝葉、腐葉土で覆えば、保水力があります。見た目はバークなど焼杉チップがおしゃれですよ。

3、剪定
植物が大きくなれば、たくさんついた葉から水分が蒸散しやすくなります。
適度に、枝を切っておきましょう。

4、プランターの土を新しくする
鉢植えの土は、4ケ月もすれば、土が固まり、水をやっても土がうまく水を吸わなくなってきます。
土の表面が固く締まってきら、竹串をまんべんなく、数センチ刺して、耕します。たったこれだけで、驚くほど通気性と保水性がアップしますよ。

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5、鉢を大きくする
鉢植えは、根に対する土の分量が増えると、保水力も上がります。
植物の大きさと鉢のバランスを考えましょう。

このように、ガーデニングで暑い夏を乗り切るため、コカが期待できる方法をいくつかご紹介しましたが、皆さんも是非出来ることから始めて下さいね。
植物は、生きものです。手をかけ目をかけ、大切に育てましょう。

 

ガーデニングで暑さに強いとされる花は?

暑い夏は、ほとんどの植物は、苦手な季節といってもいいでしょう。
春先は、開花の季節で、庭のガーデニングも色とりどりの花が咲き乱れますが、暑い夏に元気に花を咲かせてくれる植物ってあるのでしょうか?
ここでは、暑い夏でも丈夫で直射日光にも強く、暑さに強いとされる花をご紹介しましょう。

 

画像は≫≫≫ 「季節の花 300」 でご覧になることができます。

ガザニア:(一年草/多年草) キク科、開花時期 4~10月
花色 赤、白、ピンク、黄、オレンジ
ガザニアは、ガザニアは春から秋まで、長期間咲く花です。日光が好きな花で、太陽が当たると花が開き、夜には閉じます。曇りの日やも花は開きません。
夏に強いぶん、寒さに弱く冬は霜の当たらない場所で育てましょう。
霜にさえ注意していれば、冬越しして、毎年花が咲き、育てやすい花です。

 

アメリカンブルー:(多年草)ヒルガオ科、開花時期 5~11月
花色 青
小さなアサガオのような、ブルーのかわいらしい花。ブルーなので夏は涼しげです。
ハンギングバスケットや寄せ植えにもぴったり!日当たりがよく乾燥気味の環境を好むため、まさに夏の暑さに強い花です。
寒さには弱いので、冬は暖かい場所で管理します。アメリカンブルーも、長い間楽しめ、初心者向きの花です。

 

ニチニチソウ:(一年草)キョウチクトウ科 開花時期 6~10月
花色 赤、ピンク、白
ニチニチソウは、暑さと乾燥に強く、炎天下でも花を咲かせます。初夏から秋に咲きます。多湿に弱いため、水のやりすぎは、厳禁です。

 

センニチコウ:(一年草)ヒユ科 開花時期 7~11月
花色 赤、ピンク、白、紫
日当たりのよい場所を好み、日当たりが悪いと、花つきが悪くなります。水はけの悪いのが苦手なので、特に地植えの場合は、水はけのよいところに植えます。
夏から秋に咲く育てやすい花です。ドライフラワーにしても色もあせず長期間楽しめます。

 

トレニア(一年草) ゴマノハグサ科 開花時期 6~10月

花色 紫、ピンク、赤、白
トレニアは、水を好み、乾燥を嫌うので、朝晩の水やりをしっかりしましょう。
草丈が低く、だんだんと枝分かれしてボリュームのある株になるので、花壇やプランターを彩ってくれます。
寒さは苦手です。どんどん成長するので、定期的に追肥を与えます。

 

ペチュニア(一年草) ナス科 開花時期 4~11月
花色 赤、ピンク、白、黄、青、紫
ペチュニアは、初夏から秋にかけて長い間咲く花です。乾燥に強く育てやすい花です。
サニファーは、ペチュニアが改良されたもので、従来のペチュニアより、雨に当たっても花弁が傷まないように改良されており、人気です。

 

夏の花といえば、ひまわりや、朝顔が定番ですが、このように、たくさん暑い夏に鮮やかな花を咲かせてくれる植物がありますね。
是非、暑い夏に色とりどりの花で、庭を飾ってみませんか?

 

暑さに弱いとされる花は?!

2章では、暑さに強いとされる花をご紹介しましたが、最後に暑さに弱いとされる花を覚えておきましょう。せっかく植えたのに、枯れてしまったなどとならないように気をつけましょう。

プリムラ:(本来は多年草)サクラソウ科 開花時期 11~5月
花色 赤、ピンク、白、オレンジ、黄、青、紫
秋から早春にかけて咲きます。本来は、多年草ですが、夏の暑さと湿気で一気に枯れてしまうので、一年草扱いです。夏越しは、不可能ではありませんが、30度以上で湿気があると越せません。
ですので、梅雨の湿気でも枯れてしまいます。

 

シクラメン:(多年草)サクラソウ科 開花時期 9~3月
花色 ピンク、白
シクラメンといえば冬の花の代表だけに、夏の暑さには弱いです。20度以上になるとぐったりし、30度以上になると、休眠します。
夏の間は、葉っぱをなくして球根だけで過ごしますが、たいてい、ここで湿気により腐ってしまいます。
夏の間に、うまく夏越しでできれば、来年も花を咲かせることが可能です。
夏の間は、戸外の雨の当たらない日陰で風通しのよい涼しいところで管理します。
水遣りは、10日~2週間に1度、ざっと球根に水をかけます。かけすぎは球根が腐る原因になります。
寒さに強いですが、冬場に暖房のきいた部屋において置くと、枯れてしまいます。

 

ハイビスカス:(1年草)アオイ科 開花時期 6~10月
花色 白、黄色、ピンク、オレンジ、赤など
毎日咲き、毎日しぼみます。
ハイビスカスといえば、ハワイに咲く夏の花のイメージですが、意外にも夏の暑さに弱いことをご存知でしたか?
あまりに暑いと、花も咲かなくなってしまうんですよ。夏バテのようになります。
当然、寒さにも弱いんですよ。15度を下回ると枯れます。
日当たりのよい場所を好みますが、暑すぎるのが苦手なので、戸外の明るく涼しい場所におきます。とはいえ、真夏の猛暑でこのような環境は無理なので、室内の明るいところにおきます。
ハイビスカスは、挿し木でふやせるので、上級者はチャレンジしても楽しいですね。

 

このように、夏の暑さに弱いとされる植物は、他にもたくさんありますが、ここまで毎日猛暑が続くと、ほとんどの植物は暑さでしおれてしまいますので、管理に気をつけましょう。

 

まとめ

ガーデニングって、四季折々の気温や湿度など、状況に応じて管理してあげないと、枯れてしまった・・・なんてことになってしまいます。
でも、花に話しかけながら、育てていれば、きっと色鮮やかな美しい花を咲かせて、見る人を癒してくれるでしょう。
あなたの庭の植物は、この夏の暑さに負けないようにしっかりと管理してあげてくださいね。

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