ガーデニングの寒さ対策は?霜対策と育てやすい多年草は?
暑い夏が終わり、季節は寒い時期に移りゆきます。
寒くなると、ガーデニングで大切なのは、寒さ対策、霜対策ですね♪
ここでは、寒い時期のガーデニングについてお教えします。
ガーデニングの寒さ対策は?
ガーデニングの寒さ対策ってどうしたらいいのでしょうか?
植物によって耐えれる温度はまちまちです。自分の植物がどのくらいの温度まで耐えれるのかを知り、それ以上寒くなったら対策をとりましょう。
対策としては、次のようなものがあります。
◆マルチング
庭に地植えしている場合、根の部分を少しでも寒さから守る方法は根元部分に「敷きわら」や、「ウッドチップ(バーク)」、「腐葉土、落ち葉」などを敷いてあげます。
地上部が枯れるハーブ類や多年草は、草丈を半分ぐらいに切り詰めます。
マルチングをすると、土の乾燥を防ぎ保温の役目もしてくれます。
◆室内にとりこむ
他の方法としては、庭から堀りおこして、鉢に植えかえ、室内に入れる方法もあります。移動は、寒さが厳しくなる前の11月上旬までに済ませましょう。
その際、その植物が「多年草」の場合は、1/3程度、切り戻しを行い、室内へ入れてあげましょう。
◆カバー
鉢カバーを使い、鉢やプランターを二重にすると、土の保温効果があります。発泡スチロールにまとめて植木鉢を入れても根元を保温できます。
◆フラワースタンド
鉢植えは、地面に直接置くと地表から冷気が伝わり、底冷えするので、フラワースタンドを使い、地面より高いところに置くと、土の凍結を防げます。
◆ビニールでおおう
支柱を立て、ビニールをかけただけの簡易な対策でも、風避けなどの効果になります。
ガーデニングの寒さ対策、ちょっとした工夫で、植物を守ることができますね。寒くなる前に是非寒さ対策してみてください。
ガーデニングの霜対策!
次にガーデニングの霜対策についてお教えします。
霜が植物に付着すると、霜が植物を直接冷やしてしまい、活動が低下し、中の水分が凍って養分などが滞り、枯れてしまいます。
ですので、1章でもお話しましたが、根元にマルチングすると、霜から植物を守れますよ♪
落ち葉や水苔などで、マルチングすれば、経済的ですが、風が強いと飛ばされてしまう可能性はありますね。
そんな時には、バークがおしゃれで、重みもあるので風で飛ばされにくいですよ。
晩秋になったら、霜避けに根元の土を、マルチングしましょう。
さらに、冬も盛んに花が咲く耐寒性のある宿根草も、そのままの状態にしておくと霜で枯れてしまう可能性があります。
夜間は寒冷紗(遮光ネット)をかけて霜対策すると、長い間、花を楽しめますよ☆
また、花が咲いた後、地上部が枯れる「耐寒性宿根草」は、葉が枯れたら株元で茎を切っておきましょう。
その後、マルチングして、冬の防寒と乾燥防止をしておきます。
その他は、1章でお話ししたようなさまざまな対策で、霜を防ぐことができますよ♪
園芸ショップに行けば、霜を防ぐシートや、植物にかぶせるカバーなどを販売していますが、ガーデニングっていくらでもお金をかけようと思えばかかってしまうもの・・・。
ここは、できるだけお金をかけずに霜対策してみてはいかがでしょうか?
ガーデニングで育てやすい多年草を教えて!
最後に、ガーデニングで育てやすい多年草についてお教えしましょう。
多年草は、手間がかからず、花を楽しめるので、ガーデニング初心者にはおススメですよ♪
具体的には、どのような植物があるのでしょうか?
◆エリゲロン:キク科 開花時5~7月 寒さに強く丈夫。咲き進むにつれて花色が白からピンクに変化して、最盛期には二色咲きのように見えます。
エリゲロン育て方、日常管理 動画
◆クリスマスローズ:キンポウゲ科 開花時2~4月 10,11月 寒さには強く、霜に当たっても傷みはしますが、枯れることはありません。とはいえやはり霜対策はしましょう。
クリスマスローズ育て方、日常管理 動画
◆シバザクラ:ハナシノブ科 開花時4月~5月 マット状に広がり可愛いサクラに似た花を咲かせます。
シバザクラ育て方、日常管理 動画
◆ゼラニウム:フウロソウ科 開花時4月~11月 花の色、形が豊富です。
ゼラニウム 日常管理 動画
このように、ガーデニング初心者でも比較的育てやすい多年草がいろいろとあるので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
せっかくガーデニングをしていても、寒さ対策、霜対策をしていなかったために、大切にしていた植物が枯れてしまったらがっかりですよね。
ちょっとしたことで、寒さ対策や霜対策ができるので、寒くなる前に植物の冬支度をはじめてみませんか?
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