終活の準備をしたい?アドバイザーやプランナーに頼むには?

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終活の準備

終活という言葉が浸透し始め、終活を意識し始めている方が増えているようです。
自らの人生のエンディングを有意義なものにしたい、残された家族に迷惑をかけたくない・・・
でもどうやったらいいのかわからないから、専門家にアドバイスを聞きたいな・・・
今回は、そんな方が参考になる終活について、スポットを当ててみましょう。

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終活の準備をしたいのですが。

終活とは、自分の人生のエンディングをより良いものとするため、事前に準備を行うことです。

では、終活の準備ってどうしたらいいのでしょうか?

まず大きく二つに分けて、まとめ、整理します。

 

1、今まで生きてきた自分のこと

◆自分について(家系図、家族構成、経歴)

◆友人のリストアップ:連絡先をまとめておくと、葬儀の時に困りません。

◆財産整理(金融機関、土地や建物)

◆保険(生命保険、年金)

◆保証人の有無(名前や連絡先)

◆仕事関係の引き継ぎ(自営の方など)

◆パソコンや携帯の情報整理

◆身の回りの荷物、写真などの整理(自分が元気なうちから、少しずつ整理しましょう)

 

2、これから生きる自分のこと

◆今後、目標とすること、やりたいことをピックアップしてみる

◆自身が病気になった時の、介護や医療の希望を家族に伝える(誰にどこで介護をして欲しい、希望する病院、告知や治療など)

◆葬儀の希望を家族に伝える(葬儀の形式、連絡してほしい人など他)

◆お墓のこと

このようなことを、まとめていくと、何をしたらいいのかが明確になります。

最近では、終活に役立つエンディングノートというものも販売されており、上のような項目を書けるようになっています。
また、インターネットでもエンディングノートをダウンロードできますよ。
さらに、ノートには、、家族へのメッセージなどを残すこともできます。

このノートには、すべてを1冊にまとめられるメリットがありますが、個人情報が記入されていることになるので、保管方法には、気をつけて下さいね。

 

終活のアドバイザーとは?

次に、終活の準備を、終活アドバイザーにお願いしたいという方のために、終活アドバイザーについてご紹介します。

終活に関する資格は、いくつかあります。
主に、終活アドバイザー、終活カウンセラー、終活士、生前整理アドバイザー などさまざまで、、最近できはじめた、新しい民間資格です。
国家資格ではないので、資格の呼び方や内容も少しずつ違っていて、民間団体が個々で終活に関する資格がとれるよう試験を実施しています。
このような終活に関する資格取得者に、ご自身の終活アドバイスをお願いすると言う方法もありますよ。

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では、どのようにして終活アドバイザーをみつければよいのでしょうか?

民間団体には、終活に関するサポートをしてくれる団体があります。
そちらに相談すると、アドバイザーを斡旋してくれるようです。
また、団体が開催している終活セミナーに参加して、終活について勉強することもできます。

ちなみに、そのような団体を少しご紹介しましょう。

終活カウンセラー協会

生前整理普及協会

いろんな団体が、終活に関する専門家をおき、サポートをしてくれています。
ネットで問い合わせてみると、ご自分の住んでいる地域で探すこともできますね。

また、筆者が個人的に思うのは、終活において、相続や、遺言、その他専門知識が必要になるので、そのような専門家の知識を兼ね備えた、アドバイザーもしくは連携している専門家にお願いするのが
いいかと思いました。

 

終活プランナーに頼む方法は!

最後に、終活をしている上で、はずせないのが自分の葬儀についてのことです。
亡くなる前に、具体的にこのような葬儀をしてほしい、友人は、この人たちを呼んでほしいなど、要望はさまざまでしょう。

この葬儀に関する相談をしたいなら、葬儀に関する知識のある、終活プランナーにお願いするといいですね。

ちなみに、2章の終活カウンセラーや、終活ライフケアプランナーと言われる資格者は、葬儀の知識もあります。

葬儀のみに関するアドバイザーは、葬祭ディレクター、葬祭カウンセラー、葬儀アドバイザーなどさまざまあります。
葬祭ディレクターは、2級では最低2年以上、1級では5年以上もの葬儀実務経験が必要となる資格なんですよ。
通常、葬儀場には、このようなディレクターなどがいます。

ですので、もしご自身が、この葬儀場で葬式をあげたいなど希望があれば、葬儀場のディレクターやプランナーに相談する方法もあります。

終活という言葉が浸透し始め、さまざまな資格や団体ができはじめ、どこへ頼んだらいいのかわからないと迷いますよね。
ですから、どの分野を終活でアドバイスしてもらいたいかにより、お願いするアドバイザーも変わるということですね。



 

まとめ

いかがでしたか。
残された家族に迷惑をかけないようにするため、また自分の残された人生を有意義にするために、終活は必要なものだと思います。
どうか、終活を悲しいものととらえるのではなく、有意義なものとしてとらえ、取り組んでみてはいかがでしょうか?

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