京都時代祭のスケジュールは?コースと有料観覧席の情報。

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京都時代祭

京都時代祭は、京都の葵祭、祇園祭とならぶ京都三大祭りの一つで、京都御所から平安神宮までの間を歩きます。
歴史装束に身を包んだ約2000人もの人が巡行する様子は、昔にタイムスリップしたかのようです。その姿を見ようと、海外からも観光客が訪れます。
そんな時代祭にスポットを当ててみましょう。

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京都時代祭のスケジュールを教えてください!

2015年の京都 時代祭 のスケジュールは、下記のとおりです。

<時代祭行事予定>

10月15日    13:30-時代祭参役宣状祭
宣状祭は行列での役柄を任命する宣状を神前に捧げる行事。

20日    鳳輦、神幸列祭具飾立。

21日    10:00-時代祭前日祭、献花祭。

22日    08:00-神幸祭(平安神宮)。
09:00-神幸の御鳳輦が京都御所に向かう。
10:30-京都御所建礼門前で行在所祭を執り行う。
12:00-時代行列が建礼門前を出発する。
16:00-還幸祭。

23日    10:00-時代祭後日祭。

 

という風に行われるようで、行列自体は、22日の12時~14時半にあります。

 

日程 10月22日(木)(雨天順延23日)

時間 12:00~14:30予定

場所 京都御所(12:00)出発

予定 京都御所建礼門前出発 (12:00) → 堺町御門 (12:15) → 烏丸丸太町 (12:30) → 烏丸御池 (12:50) → 河原町御池 (13:20) →河原町三条 (13:30) → 三条大橋 (13:40) → 三条神宮道 (14:10) → 平安神宮 (14:30)

 

時代祭は、明治維新、江戸時代、安土桃山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、平安(藤原)時代、延暦時代の8つの時代の行列がそれぞれの時代の衣装を身につけ歩きます。
昔の装束の人々が歩く姿は、豪華絢爛で、美しさや、勇ましさなど様々な見どころがミックスされています。

 

歩く順番は、新しい時代である明治維新から古い時代に遡ってつらなっています。最後は、弓箭組列の順です。なんと、行列は、2kmにもなるそうです。
どんな人が練り歩くのか参考までに、順番に、見ていきましょう。1、明治維新時代

・ 維新勤王隊列:維新で活躍した有志。持ってる鉄砲は、なんと本物なんだそうですよ。
・ 維新志士列:桂小五郎、西郷吉之助、坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作、吉村寅太郎、頼三樹三郎、梅田雲浜、橋本左内、吉田松陰、平野国臣ら知識階級武士。
その他7人の公卿の列。公式HPを見ると、西郷吉之助、坂本龍馬は、なかなか似ている人物が選ばれていますよ。

2、江戸時代

・ 徳川城使上洛列:徳川幕府が城使を上洛させた様子。籠は、お雛様の断飾りにあった御道具にそっくりです。

・ 江戸時代婦人列:和宮(孝明天皇の皇妹。)、蓮月(江戸時代の女流歌人)、中村内蔵助妻(京都銀座に巨万の富を有した内蔵助の妻)、
お梶(祇園で茶店を営んでいた女流歌人)、玉瀾(池大雅の妻で、閨秀画家として南画をよくした)、吉野太夫(京都六条三筋町の名妓)、
出雲阿国(出雲大杜の巫女を名乗り京都で「やや子踊」や「かぶき踊」を演じ歌舞伎の創始者)。
なんだか名前を聞いたことのある方が、連なってます。公式HPの和宮役の方、とても美しい方が役をしていました。

3、安土桃山時代

・ 豊公参朝列:豊公の参朝のうち慶長2年9月、元服の時を再現した列です。出ました!牛や馬の登場です!お行儀よく歩いていて賢いです。
くれぐれも、フラッシュはたかないでくださいね。牛や馬が驚いて暴れる可能性がありますから・・・。

・ 織田公上洛列:馬に乗った織田信長の登場です。あまりに有名なんで歴史上のアイドルに会うような感じがします。

4、室町時代

・ 室町幕府執政列:足利将軍です。勇ましい!

・ 室町洛中風俗列:室町時代後半に京の町衆により盛んに催された風流踊り。踊りは全国に広がって、盆踊りのもとと言われています。
踊りを見ているだけでも楽しいですよ。昔の踊りは、なかなか見ることができませんよね。

5、吉野時代

・ 楠公上洛列:楠木正成登場です。馬の装飾も華やかです。

・ 中世婦人列:大原女、桂女、淀君、藤原為家の室(阿仏尼)、静御前の行列がこの時代の風俗を示しています。
歴史に名を連ねた女性が登場しますので、目が離せません。

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6、鎌倉時代

・ 城南やぶさめ列:やぶさめの武士の列です。矢は本物ですし、帽子の形が面白いです。

7、平安時代

・ 藤原公卿参朝列:平安中期以後、藤原氏の盛時における文武両様の姿をあらわしたものです。このあたりから、高貴な貴族チックな感じの衣装になってきますね。

・ 平安時代婦人列:やはり行列では一番華やかです。巴御前、横笛、常盤御前、清少納言と紫式部、紀貫之の娘、小野小町、和気広虫。このショットは、なかなかの見ごたえですね。

8、延暦時代

・ 延暦武官行進列:征夷大将軍坂上田村麻呂を擬したものです。頭の兜は、五月人形でよく見るんですが、重そうです。

・ 延暦文官参朝列:織物の垂りなどをつけた傘と棒ふりばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つ。傘の形がとても変わっています。

・ 神饌講社列:この列は時代祭当日の神饌物を奉献する役を勤仕する者の行列で、白装束ですね。

・ 前列:神幸列に前行します。きらびやかな衣装をまとった子供さんがとってもかわいらしいです。

・ 神幸列:御賢木(おんさかき)を先頭に、御鳳輩を中心とする神幸の本列で、時代祭の列の主たる意義をもつ列です。とっても重たそうな御神輿みたいなものをかついでます。

・ 白川女献花列:比叡山の源、白川あたりに住んで、季節の花を売っていた女性。昔はこのような花売りの女性がいたんですね。

・ 弓箭組列:源頼政に従って弓箭の術を究めた者の列。 最後尾です。

時代に逆らって順番に登場する人物は、歴史で習った有名な人物も登場しますよ。

京都時代祭のコースは?

京都の時代祭のコースは、毎年同じで、先頭から最後までの通過になんと約2時間かかるそうですよ。

京都御所建礼門前出発 (12:00) → 堺町御門 (12:15) → 烏丸丸太町 (12:30) → 烏丸御池 (12:50) → 河原町御池 (13:20) →
河原町三条 (13:30) → 三条大橋 (13:40) → 三条神宮道 (14:10) → 平安神宮 (14:30)の順番で行列が歩きます。

公式HPに地図ものっています。≫≫≫ 京都祭り公式サイト

混雑を覚悟で一般道路から見るなら、あちこちで見ることが出来ますし、一緒に追いかけて行っても見れます。(ただし邪魔にならないようにしましょう)

一般道路などで見るときの、おすすめスポットは、御池通りと河原町通りの交差点(京都市役所付近)は、先頭列が13時頃に通過予定なので、スタンバイしておけば前のほうで見れるかもしれませんね。
東大路三条周辺だと、それほど混雑していませんし、道幅も広くないので近くから見ることが出来ますよ。

鮮やかな衣装を身にまとって歩いている方々、実は京都の一般市民の方や、学生のアルバイトの方、婦人会の女性、芸舞妓さんだったりするそうです。
衣装にも注目で、その当時の衣装の素材や色などを可能な限り再現しています。
あと、本物の馬や牛が歩くのもなかなか見れないものですよ。

 

京都時代祭の有料観覧席の情報を教えて

京都の時代祭は、有料観覧席が販売されます。

料金は、1席 2,050円 で全席指定のパンフレットがついています。
設置場所は、京都御苑 、御池通、平安神宮道です。
この3か所のどこがいいのか迷ってしまいますが、おすすめなのは、出発地の、京都御苑だと思います。
理由は、出発地点なので、歩く方も元気いっぱいですし、服装も乱れていませんよね。

御池通りの観覧席は、行列が全体的に見えるので、全体的に見たい方は御池通がおすすめです。
観覧席は、縦に4列か5列並んでいて、段差がないので、前のほうがよく見えます。

また、観覧席には、30分前には、着席したほうがよさそうです。ギリギリに行くと混雑して、席までたどり着けない可能性があるからなんです。

もし雨が降った場合は、翌日の23日に順延になるので、チケットは、次の日も有効だそうです。払い戻しはしないそうです。
雨になることも考えて、遠方から観光で来る場合は、次の日も京都に滞在できるようなスケジュールにしましょう。

 

問い合わせ先:京都市観光協会
TEL075-752-7070
京都市東山区 地下鉄三条京阪駅出入口1番階段上 京都三条大橋ビル2階
時間 9時~17時

 

公式HPは、こちらです

 

まとめ

日本の歴史を8時代もさかのぼって見ることが出来る時代祭。歴史好きの方には、たまらないお祭りでしょう。
そうでない方でも、見どころが満載で、昔の日本を生きてきた方を偲びながら、華やかな衣装や踊りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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