レンジフードの掃除方法と頻度は?フィルターはどのように?

公開日:  最終更新日:2015/12/30

レンジフード掃除

レンジフードの掃除って油とほこりでベタベタギトギトして、つい後回しになりがちです。
普段から、まめに掃除をしておけば、たまに掃除する時に大変な思いをしなくても済むのになかなか億劫なのがンジフードの掃除です。
取り外すパーツが多くて、面倒と感じている人も多いのではないでしょうか。

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主婦が、プロの掃除業者に頼みたい掃除箇所のベスト3に入るのがレンジフードなんだそうです。

そんな方に、簡単にできるレンジフードの掃除方法を教えましょう。

 

レンジフードの掃除方法を教えてください!

レンジフードの汚れは、油汚れです。油汚れは、酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使って落とします。
市販の油を落とすアルカリ性の洗剤がたくさん販売されていますが、今回は、エコで体や環境にも優しい重曹を上手に使って汚れを落としましょう。
重曹は、調理にも使える天然素材なので、料理をする台所に安心して使える掃除アイテムです。
ここ数年で重曹は注目されていますが、頑固な油汚れには、重曹の10倍のアルカリ性であるセスキ炭酸ソーダを使ってもいいでしょう。
重層は、手に優しいですが、セスキ炭酸ソーダは、手が荒れるのでゴム手袋をしましょう。

 

いつものキッチン掃除の時にさっとレンジフードの外側をふく掃除方法

1、 重曹水のスプレーを吹きつけて油汚れを浮かして溶かします。重曹を水でなくお湯で溶かすと更に汚れ落ちがいいです。
水1リットルに重曹大さじ4の割合で溶かし、それをスプレー式の容器に入れて使用します。

2、 油汚れが浮いてきたところを厚手の布で拭きとります。軽い油汚れならこれを吹きかけて拭くだけできれいになります。

これを習慣にしておくと、大掃除が楽になりますし、レンジフードはいつも綺麗な状態でいられます。

 

レンジフードを時間をかけて掃除する方法

ついつい日々の掃除を怠っていたレンジフードの油汚れは、頑固です。

1、 レンジフードの内の照明カバーやオイルポケットなど外せる部品は、外します。レンジフードには、浅型、深型、整流板つき、の3タイプがありますが取扱説明書を見ながら外すといいですね。
後で、どうなっていたかわからなくならないように、写メしておくといいですよ。

2、 レンジフード内側部の塗装部分は、まれに油汚れ落としのアルカリ性洗剤で塗装がはげる時があるので、目立たない場所で試してから掃除をはじめます。
アルカリ洗剤が下に垂れてもいいように、コンロの上部に新聞紙を敷いておきましょう。

3、 油汚れは、やみくもにこすっても疲れるだけです。時間と温度と洗剤を味方につけます。
アルカリ洗剤をレンジフード内部に吹き付け、キッチンペーパーまたはサランラップで湿布をししばらく置きます。
こうすることで、油が浮いてきて汚れがさっと拭けます。キッチンペーパーで湿布した場合は、そのまま汚れを取り除くことができます。
それでも落ちない部分は、重曹を水で溶いたペースト状のものをスポンジにつけてこすり洗いします。

4、 最後に布で水拭きと乾拭きをします。仕上げにマイクロファイバーを使うと輝きが出ますよ。

 

上のアルカリ洗剤は、体に優しい重曹水でいいのですが、 頑固な油汚れなので、セスキ炭酸ソーダを使っても効率的です。
市販の、油汚れ洗剤は、臭いもするし、きついのですが、重曹やセスキ炭酸ソーダなら食べ物を扱う台所でも安心です。さらに界面活性剤を含まず、泡立たないので扱いが手軽で便利なんです。
重曹もセスキ炭酸ソーダも100円ショップでも買えるので、とても経済的です。

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レンジフードの掃除の頻度はどれくらい?

世の主婦にとってレンジフードの掃除は、面倒なものです。いったいどのくらいの頻度で掃除をすればいいのでしょうか。

油汚れは、油がついて時間がたたないうち(汚れが固まらないうち)に すぐに拭けば、洗剤は必要ありません。放置することで、油汚れが固くなり落ちにくくなるのです。
毎日料理をすると、レンジフードはすぐに汚れるので、洗いもののついでに、さっとレンジフード周りも拭いておきましょう。

 

では、分解してきちんと掃除する頻度は、どうなのでしょうか?機種や箇所(フィルターと本体など)によって、メーカー側が推奨頻度を明示しているようですが、それはあくまでも“推奨”です。
3ヶ月毎や6ケ月ごとなど、いろいろと言われていますが、レンジフードの掃除頻度に”正解”はなく、できることなら「こまめに」、「汚れたらすぐに」がいいです。

つまり、使用頻度に応じて、汚れがひどくならないうちが理想的です。ですが、忙しい主婦の方にとってなかなか難しいと思うので、換気扇の換気効率をあげるためには、せめて3か月~6ケ月に一度、きちんと掃除するのがベストです。

ですが、もう少し間隔を狭くすると、油汚れがついてからの時間が少ないので、掃除が楽になります。

 

また、油汚れは、気温が高いほうが落ちやすいというデータ―があります。
温度が高い方が溶けやすく緩みやすいため、汚れを落としやすいのです。
短時間でレンジフードの掃除を済ませたいなら、掃除する時期に、気温の高い時期を組み込みましょう。

 

レンジフードのフィルターの掃除方法は?

最初の項で、レンジフードの内部の掃除方法をご紹介しましたが、レンジフードのフィルターの掃除方法をご紹介します。

1、 まずあらかじめ電源プラグをコンセントから抜いたり、ブレーカーを切っておきましょう。回転する部分がむき出しになり、手を怪我する恐れもありますから、必ずして下さい。
フィルターを取り外すとその奥には、換気扇の羽やシロッコファンがあります。これも、取扱説明書を参考にして間違えないように取り外します。

2、 部品で手を切らないよう厚手のゴム手袋を着用します。
フィルターや換気扇、シロッコファンなど外した部品を大きな容器(ポリ袋を二重にしたものでもよい)に準備した「ホット重曹水」に漬け込みます。(約30分ほど)
ホット重曹水は、40~45℃の湯100mlに 重曹を小さじ1杯溶かしたものです。漬け込むので、この分量をもとにたっぷりと作り、漬け込みます。

3、 汚れが浮いてきたら、ポリ袋の底を切ってお湯を流します。大きな容器の場合は、底は切れませんのでやはりポリ袋が便利です。

4、 スポンジで汚れを落とします。細かい部分や落ちない汚れは歯ブラシや割り箸、ヘラなどでこそげ落とします。
汚れが落ちたら、最後に水洗いをして乾いた布でふきよく乾かします。

フィルターが目詰まりを起こすと、換気が悪くなるので、定期的にホット重曹水につけこんで、、汚れを落としましょう。

 

まとめ

レンジフードの掃除は、面倒だと思っている方が多いですが、油汚れは、ついてすぐに拭けば、水だけで落ちます。
毎日のお料理の最後に、さっとひとふきするだけで、汚れ方が違ってきます。
レンジフードのこまめな掃除で、少しでも油汚れを防ぎ、掃除を楽にしませんか?

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